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ロシア海軍のプロジェクト20380コルベット1番艦ステレグーシチーは就役11周年を迎えた

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2019年2月27日14時15分配信
【「ステレグーシチー」-プロジェクト20380コルベットシリーズのトップ艦は11歳になった】

2月27日、コルベット「ステレグーシチー」乗組員は、艦への海軍旗掲揚から11周年の記念日を迎えた。
現在、乗組員は、バルト艦隊海上射爆場での砲射撃及び仮想敵潜水艦捜索を実施する錬成任務への移行の為の出航を準備している。

コルベット「ステレグーシチー」は、2001年12月21日にサンクトペテルブルク造船工場『北方造船所』で起工された。
艦は、1904年3月10日(2月26日)に日本の優勢な部隊との多勢に無勢な戦いで勇敢な死を遂げた駆逐艦「ステレグーシチー」に敬意を表して命名された。
2006年5月16日に進水し、その後、国家受領試験を成功裏に完了し、2008年2月27日にロシア海軍へ加入した。

艦隊での勤務においてコルベット「ステレグーシチー」は10万海里以上を航行した。
コルベット「ステレグーシチー」は、2007年、2009年、2011年のサンクトペテルブルク国際海軍サロンへ参加した。
2009年、コルベット「ステレグーシチー」は、作戦-戦略演習『ザーパド-2009』へ参加し、フリゲート「ベアス」とのフィンランド湾での合同演習『PASSEX』へ参加し、フランス揚陸艦「ミストラル」との合同演習へ参加した。
2013年、コルベット「ステレグーシチー」は戦闘任務を遂行し、ストックホルム市(スウェーデン)及びデン・ヘルダー市(ネーデルラント)への非公式訪問を行なった。
2013年7月、コルベット「ステレグーシチー」国際演習『FRUKS-2013』へ参加し、ゼーブルッヘ(ベルギー)への非公式訪問を行なった。

コルベットは、ロシア-中国海軍演習『海洋協同-2017』合同戦略演習『ザーパド-2017』へ参加した。
コルベットの乗組員は、何度も北大西洋への遠距離航海任務を遂行した。

[参照]
コルベット
のプロジェクトは、公開株式会社『中央海洋設計局アルマーズ』により開発された。
プロジェクト20380艦は、近海ゾーンで行動し、敵の水上艦潜水艦と戦闘を行ない、更には海洋上陸作戦中の海洋揚陸部隊への砲撃支援の為に意図されている。
艦の建造には「ステルス」技術が使用されている。
最新の解決策の使用により、艦の物理的フィールドは低減した。
艦のレーダー視認性をかなり減らす為に、上部構造物には電波を吸収する特性を持つ多層ガラス繊維強化プラスチックが材料として使用されており、更には、船体と上部構造物の建造方式も(レーダー視認性削減に)寄与している。
現在、バルト艦隊の戦闘編制には、更なる3隻の同プロジェクトのコルベット「ソーブラジテルヌイ」「ボイキー」「ストイーキー」が加わっている。
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