複合測定艦マルシャル・クルイロフは修理を終えて艦隊に復帰した
- カテゴリ:ロシア太平洋艦隊(2012-2015年)

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区広報サービス発表
2012年10月19日10時16分配信
【複合測定艦「マルシャル・クルイロフ」は計画修理を終えて海洋へと去った】
イーゴリ・シャリン1等海佐が艦長を務める太平洋艦隊の軍艦「マルシャル・クルイロフ」は、直接指示された任務を遂行する為に海洋へと去った。
この艦は、特殊な検査を可能とする。
何しろ、新たなミサイル複合体機器(宇宙機器、有翼ミサイル及び弾道ミサイル、運搬ロケットなど)の試作品の飛翔-開発試験の支援任務を遂行する海軍で唯一のクラスである。
全長は200メートル以上、乗員は約350名の「マルシャル・クルイロフ」は、22ノットの速力を発揮できる。
艦上には、2機の捜索-救助ヘリコプターKa-27が在る。
2012年7月24日、同艦は25周年を迎えた。
機器を適切な状態に維持する為、同艦はウラジオストクで長期間のドック修理が行なわれ、この間にシステムを保障する全体的に複雑な作業が実施された。
その後、「マルシャル・クルイロフ」は、アムール湾での航海試験を成功裏に終えた。
今、イーゴリ・シャリンによれば、海洋で乗組員の技量水準を点検する必要が有る。
現在、プロジェクト1914.1「マルシャル・クルイロフ」は、国内の科学者及び設計者の最新の成果を示す設備を有するロシア海軍の唯一にして最も大きな艦である。

西側ではミサイル追跡艦と呼ばれる複合測定艦「マルシャル・クルイロフ」は、「マルシャル・ネジェーリン」型(プロジェクト1914)の2番艦です。
同艦は1982年7月24日にレニングラード(現サンクトペテルブルク)のアドミラルティ造船所で起工され、1987年7月24日に進水し、1989年12月31日に当時のソ連邦海軍へ引き渡されました。
その後、「マルシャル・ネジェーリン」と共に太平洋艦隊へ配備されました。
「マルシャル・ネジェーリン」は1998年に除籍されましたが、「マルシャル・クルイロフ」は現役に留まりました。
最近は、ウラジオストクでオーバーホールが行なわれていました。
[複合測定艦「マルシャル・クルイロフ」近影]


そのオーバーホールが完了し、ようやく現役に復帰しました。
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