ロシア海軍太平洋艦隊航空隊は近代化改修された高空迎撃戦闘機MiG-31BMの慣熟訓練を進めている
- カテゴリ:高空迎撃戦闘機MiG-31

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2019年3月3日5時48分配信
【カムチャツカの太平洋艦隊海上航空隊の戦闘機飛行士は近代化された戦闘機MiG-31BMで対空防衛当直に就く準備を完了する】
カムチャツカの太平洋艦隊海上航空隊の混成航空連隊の要員は、新たな迎撃戦闘機MiG-31BMで対空防衛当直に就く準備を完了する。
航空連隊の整備員は、工場から受け取った後の航空機材を導入する為の必要量の作業を行なった。
正規乗員は新たなモデルの航空機への実地習熟を続け、近い内に最初の飛行実施を計画している。
以前、太平洋艦隊海上航空隊の混成航空連隊へ、MiG-31のアヴィオニクスと電波電子システムを更新する修理及び近代化を終えた後に駐留飛行場へ戻った2機の新たな高空迎撃戦闘機MiG-31BMが補充された。
戦闘機の戦術特性及び戦闘能力は向上した。
[高空迎撃戦闘機MiG-31(ロシア太平洋艦隊)]

カムチャツカ半島のエリゾヴォ飛行場には、太平洋艦隊海軍航空隊の迎撃戦闘機MiG-31(第865独立戦闘機航空連隊)が駐留しています。
エリゾヴォ基地

エリゾヴォ基地のMiG-31



このMiG-31は、元々はロシア防空軍に所属していたのですが、防空軍が空軍と合併した後の1998年7月1日に海軍航空隊へ移管されました。
(第865独立戦闘機航空連隊は1989年にSu-15からMiG-31へ機種改編)
現在は、約30機のMiG-31が配備されています。
現在、ロシア航空宇宙軍のMiG-31は、電子機器を換装し、対地/対艦ミサイルの運用能力を付与するMiG-31BMへの近代化改修を行なっています。
太平洋艦隊海軍航空隊所属のMiG-31もMiG-31BMへ改修される事になり、2月20日に最初の2機がカムチャツカのエリゾヴォ飛行場へ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊へ近代化改修された高空迎撃戦闘機MiG-31BMが配備された]
今年中には更に数機が近代化改修を終えてエリゾヴォへ到着するようです。
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