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ヘリ空母ウラジオストクは2013年9月に進水する

『イタル-タス』より
【ロシア海軍の為の最初の「ミストラル」型ヘリコプター空母は2013年9月に進水する】
ル・ブルジェ、10月22日/イタル-タス

STXフランス造船所は、2013年9月にロシア海軍の為の最初の「ミストラル」型ヘリコプター揚陸ドック艦を進水させる。
本日(10月22日)、イタル-タス通信は、第23回目の海軍展示会「ユーロネイヴァル-2012」会場で造船所側から伝えられた。。

同プロジェクトの主契約者である造船会社DCNSからロシア向けの2隻の「ミストラル」型ヘリコプター揚陸ドック艦の建造を請け負い、これを主導する造船所の代理人は説明した。
「私共は、2隻の艦の各々90パーセントを建造しなければならず、進水後はトゥーロン海軍基地へ移動し、そこで完成させる事になるでしょう」
彼は伝えた。

現在までに、造船所では、最初の艦の船体の為に、STXフランスは10個のモジュラーブロックを製造し、2隻目の艦の船体の最初の船体部分の製造を開始した。

「ミストラル」型ヘリコプター揚陸ドック艦の建造には、ロシアの企業も参加している。
特に、統合造船業営団の一員であるバルト工場は、最近、「ウラジオストク」と命名された艦の船体モジュールの生産を開始した。
ロシア「ミストラル」のトップ艦建造の枠組み内に置ける最初のプレートカットは、バルト工場で2012年8月1日に開始された。
2013年5月には、2隻目のヘリコプター揚陸ドック艦「セヴァストーポリ」のプレートカットが開始される予定である。

「ロシア兵器輸出公社(ロソボロネクスポルト)」フランス造船会社DCNSは、2011年6月にロシア海軍の為の「ミストラル」型軍艦の最初の2隻を建造する契約に署名した。
統合造船業営団は、DCNSの下請け業者であるサン-ナゼールSTXフランス造船所の下請けとして関わっている。

バルト工場では、双方の艦の艦尾部分となる船体構造の約40パーセントに当たる24個の船体ブロックが建造される。
その後、ブロックはフランスへ送られ、双方の艦の組み立てが完了する。
最初のヘリコプター空母は、2015年にロシア海軍の編制へ加入しなければならない。
(2012年10月22日15時15分配信)


[ヘリ空母ミストラル型]
[ヘリ空母ミストラル型(旧ブログ)]
[ロシア海軍向けミストラル型の詳細が公表された]

ロシア向けの「ミストラル」型の売買契約は、2011年6月に締結されました。
『ロシア通信社ノーボスチ』2017年6月17日17時11分配信
【ロシアとフランスは、ヘリコプター空母「ミストラル」に関する契約を締結する】

ロシア海軍向け「ミストラル」型1番艦「ウラジオストク」は、今年2月1日にフランスのサン-ナゼール造船所で起工されました。
[ロシア海軍向けヘリ空母「ミストラル」型1番艦は起工される]
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ただし、船体後部はロシアのサンクト-ペテルブルク市の「バルト工場」で建造されます。
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1番艦「ウラジオストク」の船体後部は8月1日からプレートカットを開始し、10月1日に正式に起工されました。
[バルト工場はヘリ空母ウラジオストクの船体を起工した]


今回の記事によると、サン-ナゼール造船所で2013年9月に進水した後、ヘリ空母「ウラジオストク」地中海沿岸のトゥーロンへ移動し、ここで完成するとの事です。
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