ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはバレンツ海で砲撃訓練を実施した
- カテゴリ:ロシア北方艦隊(2012-2019年)

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年4月8日18時15分配信
【北方艦隊の原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」はバレンツ海で砲射撃を実施した】
本日(4月8日)、北方艦隊の2019年度の春季演習期間の最終戦闘訓練活動実施の枠組みで、重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」乗組員は、海上目標への複合砲射撃をバレンツ海で実施した。
仮想敵水上艦との砲撃戦闘実施という概略の射撃には、砲複合体AK-130班が関わり、高速移動小サイズ目標及び浮遊海上機雷を撃破した。
試験戦闘訓練の遂行中、「ピョートル・ヴェリキー」の砲は海上標的~曳航盾船を成功裏に撃破した。
その後、ロケット巡洋艦の乗組員は、移動中の艦からの飛行を行なう艦上対潜ヘリコプターKa-27乗員と連携して対空防衛演習の要素へ取り組んだ。
近い内に、巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」乗組員は、一連の対潜及び対空防衛演習を実施し、更には兵器を実地使用する戦闘訓練を続ける。
重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、航空母艦を除き、核動力装置を装備する世界最大の打撃戦闘艦である。
それは、大型の水上目標及び沿岸目標の撃破、総合的な対空・対潜防衛を提供する為に意図されている。
巡洋艦は現代的な兵器システムを装備する。
その兵器の種類と数において、同等のものは無い。
艦は、ロシア海軍で最大の大洋演習と、カリブ海を含めた一連の国際演習へ参加した。
遠距離航海中に地球の全ての大洋で17万海里以上を航行し、大西洋ゾーンで任務を遂行し、更には世界一周航海を行なった。
ロシア海軍の現代史上初めて、重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」乗組員は、2013年1月にロシア大統領ウラジーミル・プーチンから高位の表彰~ナヒーモフ勲章を授与された。
2016年10月から2017年2月まで「ピョートル・ヴェリキー」は北東大西洋及び地中海エリアで遠距離航海任務を遂行し、艦上航空機を用いて戦闘員の施設を攻撃するシリアの国際テロリストと戦う軍事作戦へ初めて参加した北方艦隊航空艦グループの戦闘安定性を保障した。
ロシア北方艦隊旗艦の重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」(1998年4月18日就役)は、2018年4月18日に就役20周年を迎えました。
[ロシア海軍北方艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは20歳になった]
[ロシア海軍北方艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーで就役20周年記念式典が開催された]
その後、2018年11月~12月にバレンツ海で戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは戦闘訓練の為にバレンツ海へ出航した]
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーとフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は潜水艦の救助演習を行なった]
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはバレンツ海で対潜演習を実施した]
[ロシア海軍北方艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはバレンツ海で対潜戦闘訓練を行なう]
[ロシア海軍北方艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはバレンツ海で対潜ミサイルを発射した]
2019年4月6日、「ピョートル・ヴェリキー」は、各種演習を行なう為、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」(1986年11月5日就役)と共にバレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーとロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはバレンツ海へ出航した]
4月8日、「ピョートル・ヴェリキー」は、130mm連装砲AK-130の砲撃訓練を行ないました。
- 関連記事
スポンサーサイト