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ロシア海軍黒海艦隊の軍艦は地中海東部で夜間の通信訓練を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年4月23日11時0分配信
【黒海艦隊の艦は地中海で夜間訓練を実施した】

地中海の遠海ゾーンに居る黒海艦隊の艦は、通信手段の使用に伴い、発光信号を他の友軍へ転送する夜間演習を実施した。

訓練には、フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」、「アドミラル・エッセン」、小型ロケット艦「オレホヴォ・ズエヴォ」が関わった。

夜間活動中、黒海艦隊の艦の乗組員は、秘密航行の要素の1つへ取り組み、その枠組みで、電波探知妨害モードでの他の友軍艦への通信を行なった。

その過程で、灯火による発光信号での情報伝達が行なわれた。
当直要員は、これらの信号を使用し、解読し、これと同様に発光信号方式で応答した。



ロシア黒海艦隊フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」(2016年3月11日就役)は、4月21日に地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は地中海東部へ到着した]

フリゲート「アドミラル・エッセン」(2016年6月7日就役)は、3月1日に地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・エッセン"は地中海へ入る]

小型ロケット艦「オレホヴォ・ズエヴォ」(2018年12月10日就役)は、3月26日に地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新小型ロケット艦オレホヴォ・ズエヴォは地中海東部(シリア沖)へ行く]

4月23日未明、この3隻は夜間の通信訓練を行ないました。
黒海艦隊広報部発表を見る限り、通信は発光信号のみで行なわれたようです。


現在、地中海東部(シリア沖)には、少なくとも以下のロシア海軍の艦船が滞在しています。

[黒海艦隊]
潜水艦「コルピノ」
2017年9月初頭から地中海東部に滞在
潜水艦「クラスノダール」2019年3月中旬から地中海東部に滞在
フリゲート「アドミラル・エッセン」2019年3月初頭から地中海東部に滞在
フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」2019年4月下旬から地中海東部に滞在
小型ロケット艦「オレホヴォ・ズエヴォ」2019年3月末から地中海東部に滞在
海洋掃海艦「ヴィツェ・アドミラル・ザハリン」2019年4月上旬から地中海東部に滞在
海洋掃海艦「イワン・ゴルベツ」2018年12月中旬から地中海東部に滞在
中型偵察艦「プリアゾヴィエ」:2018年12月末から地中海東部に滞在
救助曳船SB-739:2019年4月上旬から地中海東部に滞在
海洋曳船MB-31:2018年12月中旬から地中海東部に滞在
工作船PM-56:2019年1月下旬から地中海東部に滞在

[北方艦隊]
大型対潜艦「セヴェロモルスク」
2019年3月中旬から地中海東部に滞在
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