ロシア海軍の為のプロジェクト11711(イワン・グレン型)大型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフは2019年6月中旬に洋上試験を開始する
『タス通信』より
2019年4月28日17時47分配信
【大型揚陸艦「ピョートル・モルグノフ」は6月中旬に初めて出航する】
タス通信、4月28日
プロジェクト11711大型揚陸艦「ピョートル・モルグノフ」は、今年6月中旬に初めて出航する。
日曜日、プロジェクト納入責任者のセルゲイ・パンフィロフは、テレビ局『ズヴェズダー』の番組『戦闘順応』において述べた。
「4月末、これ(大型揚陸艦)は、機器の設置と全ての電気設備設置作業を完了します。
6月中旬には、我々は初めて海へ出る事が出来るでしょう」
パンフィロフは話した。
「ピョートル・モルグノフ」は、カリーニングラードの沿バルト造船工場『ヤンターリ』(『統合造船業営団』へ加入)においてロシア連邦国防省の発注下で建造されている。
プロジェクト11711の最初の生産艦である大型揚陸艦「ピョートル・モルグノフ」の建造契約は、2014年9月にロシア連邦国防省と共に署名され、艦は2015年6月に船台で起工された。
「ピョートル・モルグノフ」は2018年5月25日に進水した。
同プロジェクトのトップ艦「イワン・グレン」は、2018年6月20日にロシア海軍の戦闘編制へ受け入れられた。
プロジェクト11711大型揚陸艦は、13両の戦車、36両の装甲兵員輸送車あるいは歩兵戦闘車、300名の揚陸隊員を収容する。
それは、指定場所へ強化された標準装備の海軍歩兵中隊を送り届け、ポンツーンにより上陸させる事ができる。
艦の兵装は、口径30mmの6銃身自動砲から成り、艦は輸送戦闘ヘリコプターKa-29を装備する。
[プロジェクト11711大型揚陸艦(イワン・グレン型)]

プロジェクト11711大型揚陸艦の2番艦は、当初2010年に起工される予定でしたがキャンセルされ、2014年9月に改めて建造が決定されました。
[ロシア海軍の大型揚陸艦イワン・グレン型の2番艦が建造される]
「ピョートル・モルグノフ」と命名された2番艦の為の工事は2014年12月から始まりました。
[プロジェクト11711大型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフの建造が始まった]
2015年6月11日、「ピョートル・モルグノフ」の起工式典が開催されました。
[ロシア海軍の為のイワン・グレン型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフは起工された]
その後、屋外造船台で船体の組み立てや上部構造物の取り付けなどが進められました。
起工から約3年を経た2018年5月25日に進水しました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト11711大型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフは進水した]

艤装中の「ピョートル・モルグノフ」は、2018年12月末にディーゼル発電機を始動させました。
[ロシア海軍のプロジェクト11711(イワン・グレン型)大型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフはディーゼル発電機を始動した]
「ピョートル・モルグノフ」の洋上試験は、2019年6月中旬に開始される予定です。
「ピョートル・モルグノフ」のロシア海軍への引き渡しは、2019年末に予定されています。
[プロジェクト11711(イワン・グレン型)大型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフは2019年にロシア海軍へ引き渡される]
プロジェクト11711大型揚陸艦の1番艦「イワン・グレン」は、2018年6月20日に就役しています。
[プロジェクト11711大型揚陸艦の1番艦イワン・グレンはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]
以前にはプロジェクト11711の建造は2隻(イワン・グレン、ピョートル・モルグノフ)で終了する予定でしたが、2隻が追加建造される事になり、2019年4月23日に「ウラジーミル・アンドレーエフ」と「ワシーリー・トルシン」が起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト11711大型揚陸艦ウラジーミル・アンドレーエフとワシーリー・トルシンはカリーニングラードで起工された]
2019年4月28日17時47分配信
【大型揚陸艦「ピョートル・モルグノフ」は6月中旬に初めて出航する】
タス通信、4月28日
プロジェクト11711大型揚陸艦「ピョートル・モルグノフ」は、今年6月中旬に初めて出航する。
日曜日、プロジェクト納入責任者のセルゲイ・パンフィロフは、テレビ局『ズヴェズダー』の番組『戦闘順応』において述べた。
「4月末、これ(大型揚陸艦)は、機器の設置と全ての電気設備設置作業を完了します。
6月中旬には、我々は初めて海へ出る事が出来るでしょう」
パンフィロフは話した。
「ピョートル・モルグノフ」は、カリーニングラードの沿バルト造船工場『ヤンターリ』(『統合造船業営団』へ加入)においてロシア連邦国防省の発注下で建造されている。
プロジェクト11711の最初の生産艦である大型揚陸艦「ピョートル・モルグノフ」の建造契約は、2014年9月にロシア連邦国防省と共に署名され、艦は2015年6月に船台で起工された。
「ピョートル・モルグノフ」は2018年5月25日に進水した。
同プロジェクトのトップ艦「イワン・グレン」は、2018年6月20日にロシア海軍の戦闘編制へ受け入れられた。
プロジェクト11711大型揚陸艦は、13両の戦車、36両の装甲兵員輸送車あるいは歩兵戦闘車、300名の揚陸隊員を収容する。
それは、指定場所へ強化された標準装備の海軍歩兵中隊を送り届け、ポンツーンにより上陸させる事ができる。
艦の兵装は、口径30mmの6銃身自動砲から成り、艦は輸送戦闘ヘリコプターKa-29を装備する。
[プロジェクト11711大型揚陸艦(イワン・グレン型)]

プロジェクト11711大型揚陸艦の2番艦は、当初2010年に起工される予定でしたがキャンセルされ、2014年9月に改めて建造が決定されました。
[ロシア海軍の大型揚陸艦イワン・グレン型の2番艦が建造される]
「ピョートル・モルグノフ」と命名された2番艦の為の工事は2014年12月から始まりました。
[プロジェクト11711大型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフの建造が始まった]
2015年6月11日、「ピョートル・モルグノフ」の起工式典が開催されました。
[ロシア海軍の為のイワン・グレン型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフは起工された]
その後、屋外造船台で船体の組み立てや上部構造物の取り付けなどが進められました。
起工から約3年を経た2018年5月25日に進水しました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト11711大型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフは進水した]

艤装中の「ピョートル・モルグノフ」は、2018年12月末にディーゼル発電機を始動させました。
[ロシア海軍のプロジェクト11711(イワン・グレン型)大型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフはディーゼル発電機を始動した]
「ピョートル・モルグノフ」の洋上試験は、2019年6月中旬に開始される予定です。
「ピョートル・モルグノフ」のロシア海軍への引き渡しは、2019年末に予定されています。
[プロジェクト11711(イワン・グレン型)大型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフは2019年にロシア海軍へ引き渡される]
プロジェクト11711大型揚陸艦の1番艦「イワン・グレン」は、2018年6月20日に就役しています。
[プロジェクト11711大型揚陸艦の1番艦イワン・グレンはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]
以前にはプロジェクト11711の建造は2隻(イワン・グレン、ピョートル・モルグノフ)で終了する予定でしたが、2隻が追加建造される事になり、2019年4月23日に「ウラジーミル・アンドレーエフ」と「ワシーリー・トルシン」が起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト11711大型揚陸艦ウラジーミル・アンドレーエフとワシーリー・トルシンはカリーニングラードで起工された]
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