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ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦イワン・ゴルベツは地中海を去った

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年4月29日15時11分配信
【黒海艦隊の海洋掃海艦「イワン・ゴルベツ」は地中海からセヴァストーポリへ帰って来る】

黒海艦隊海洋掃海艦「イワン・ゴルベツ」は、地中海ロシア海軍常設連合部隊の一員としての任務遂行を完了した。

現在、艦の乗組員は、黒海海峡・ボスポラス及びダーダネルスの通行を行なっている。

戦力の計画ローテーションに基づき、海洋掃海艦「イワン・ゴルベツ」は、遠海ゾーンで海洋掃海艦「ヴィツェ・アドミラル・ザハリン」と交代した。

対機雷艦セヴァストーポリへの帰港は5月1日に予定されている。



【海洋掃海艦「イワン・ゴルベツ」】

プロジェクト266M「アクヴァマリーン-M」海洋掃海艦「ラジスト」レニングラード『中部ネヴァ川造船工場』で建造され、1973年11月30日に就役し、黒海艦隊へ配備されました。

1975年、1979年には地中海へ、1983年には大西洋へ派遣されました。

1990年にはペルシャ湾へ派遣されました。

2005年8月、「イワン・ゴルベツ」と改名されました。

2016年8月、20数年ぶりに地中海へ派遣され、2017年1月下旬にセヴァストーポリへ帰投しました。

2017年11月初頭に再び地中海東部へ派遣され、2018年3月8日にセヴァストーポリへ帰投しました。

2018年12月14日、海洋曳船MB-31と共にボスポラス海峡及びダーダネルス海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の掃海艦イワン・ゴルベツは地中海東部へ向かった]

2018年12月21日までにシリア沖へ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦イワン・ゴルベツはシリア沖へ到着した]

その後も「イワン・ゴルベツ」シリア沖で行動していましたが、4月29日にダーダネルス海峡へ入り、地中海を去りました。

既に地中海東部には、「イワン・ゴルベツ」と交代する海洋掃海艦「ヴィツェ・アドミラル・ザハリン」が到着しています。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦ヴィツェ・アドミラル・ザハリンはシリア沖へ行く]


ロシア海軍は、2016年2月以降、交代で掃海艦1隻を常にシリア沖へ展開させています。
[ロシア海軍黒海艦隊の掃海艦はシリア沖で活動する]
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