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ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦イワン・ゴルベツは地中海からセヴァストーポリへ帰投した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年5月1日10時15分配信
【海洋掃海艦「イワン・ゴルベツ」は地中海からセヴァストーポリへ到着した】

本日(5月1日)、黒海艦隊海洋掃海艦「イワン・ゴルベツ」は、地中海での任務遂行後にセヴァストーポリへ到着した。

遠距離航海からの艦の帰投へ捧げられる式典は、水域防護艦連合部隊で開催された。

艦の乗組員は、この4ヶ月間、地中海海軍常設連合部隊の一員として任務を遂行した。

この期間に船員は、地中海ロシア海軍常設連合部隊の計画演習へ参加し、その中で、組織的な対機雷、対空、対艦防衛の問題へ取り組んだ。



【海洋掃海艦「イワン・ゴルベツ」】

プロジェクト266M「アクヴァマリーン-M」海洋掃海艦「ラジスト」レニングラード『中部ネヴァ川造船工場』で建造され、1973年11月30日に就役し、黒海艦隊へ配備されました。

1975年、1979年には地中海へ、1983年には大西洋へ派遣されました。

1990年にはペルシャ湾へ派遣されました。

2005年8月、「イワン・ゴルベツ」と改名されました。

2016年8月、20数年ぶりに地中海へ派遣され、2017年1月下旬にセヴァストーポリへ帰投しました。

2017年11月初頭に再び地中海東部へ派遣され、2018年3月8日にセヴァストーポリへ帰投しました。

2018年12月14日、海洋曳船MB-31と共にボスポラス海峡及びダーダネルス海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の掃海艦イワン・ゴルベツは地中海東部へ向かった]

2018年12月21日までにシリア沖へ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦イワン・ゴルベツはシリア沖へ到着した]

その後も「イワン・ゴルベツ」シリア沖で行動していましたが、4月29日にダーダネルス海峡へ入り、地中海を去りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦イワン・ゴルベツは地中海を去った]

そして5月1日に母港セヴァストーポリへ帰投しました。
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既に地中海東部には、「イワン・ゴルベツ」と交代する海洋掃海艦「ヴィツェ・アドミラル・ザハリン」が到着しています。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦ヴィツェ・アドミラル・ザハリンはシリア沖へ行く]


ロシア海軍は、2016年2月以降、交代で掃海艦1隻を常にシリア沖へ展開させています。
[ロシア海軍黒海艦隊の掃海艦はシリア沖で活動する]
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