カスピ小艦隊は新たなロケット艦を取得する

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2012年11月3日14時54分配信
【カスピ艦隊は2013年5月に新たなロケット艦を取得する】
モスクワ、11月3日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシア海軍カスピ小艦隊は、2013年5月に新たなロケット艦プロジェクト21631を取得する。
土曜日、小艦隊司令官セルゲイ・アレクミンスキー少将は述べた。

「(来年)5月、カスピ小艦隊は、プロジェクト21360をベースとしてミサイル複合体カリブルを装備する新たな艦プロジェクト21631を取得します。
それは、1年に2隻が受け入れられます」

アレクミンスキーラジオ局「エコー・モスクワ」でこう話し、2016年に小艦隊は堂々たるロケット-砲グループを有する事になると指摘した。

以前、4隻のプロジェクト21631小型ロケット艦ゴーリキー記念ゼレノドリスク工場(タタールスタン)で建造されると報じられた。
同艦シリーズのトップ「グラード・スヴィヤージスク」は2010年晩夏に起工され、更に2隻-「ウグリーチ」「ヴェリキー・ウスチュグ」が2011年夏に、4隻目の「ゼリョヌイ・ドル」は2012年晩夏に建造を開始した。

アレクミンスキーは、5隻目の艦がスターリングラード戦闘70周年を記念して「英雄都市ヴォルゴグラード」の名前を得る事を期待していると指摘した。
少将は、南方軍管区司令官及びロシア海軍総司令官とも話し合って適切な要望を出す意向である。

小型ロケット艦プロジェクト21631の排水量は949トン、速力は25ノット、航続距離は12ノットで2500海里、乗員は52名である。
これは、 「河川-海洋」級多用途艦であり、その主要任務は、国家の経済圏保護である。
小型砲艦プロジェクト21630と比較すると、それ(プロジェクト21631)の排水量は、ほぼ2倍であり、ミサイル兵器を有している。


『イタル-タス通信』より
2012年11月3日15時07分配信
【2016年、カスピ小艦隊は威風堂々たるロケット-砲グループを有すると司令官は語った】
モスクワ、11月3日/イタル-タス

2016年、カスピ小艦隊は威風堂々たるロケット-砲グループを有する事になるだろう。
ロシア海軍カスピ小艦隊司令官セルゲイ・アレクミンスキー少将は、こう述べた。

「(来年)5月に、ミサイル兵装として複合体カリブルを有する新たな艦が取得され、それは1年間に2隻が受け入れられます」
彼はラジオ局「エコー・モスクワ」でこう話した。
彼によると、新たな艦は海洋及び河川を航行する事が出来、62名の乗組員が居る。

この他のカスピ小艦隊の更新として、アレクミンスキーは、軍艦「ヴォルゴドンスク」は既に常時準備状態となっており、軍艦「マハチカラ」は今年末か来年初頭に配属されると指摘した。

更に司令官は、今年、最新のミサイル複合体「カリブル」を装備した新たなロケット艦「ダゲスタン」が受領された事を付け加えた。
「このお蔭により、ダゲスタンは、2000キロメートル以上の沿岸目標と350キロメートルの水上目標を射撃する事が出来ます」
アレクミンスキーは述べた。


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プロジェクト21631小型ロケット艦「ブヤン-M」は、現在までに4隻が起工されています。
全てゴーリキー記念ゼレノドリスク工場で建造されています。
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建造番号631「グラード・スヴィヤージスク」Град Свияжск
2010年8月27日起工

建造番号632「ウグリーチ」Углич
2011年7月22日起工

建造番号633「ヴェリキー・ウスチュグ」Великий Устюг
2011年8月27日起工

建造番号634「ゼリョヌイ・ドル」Зелёный Дол
2012年8月29日起工

プロジェクト21631小型ロケット艦は10隻程度建造される予定であり、最初の5隻はカスピ小艦隊へ配備されるようです。

21631のベースとなったプロジェクト21630小型砲艦は、既に2隻がカスピ小艦隊へ配備されており、3隻目(「マハチカラ」)はバルト海で試験中です。
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今回のセルゲイ・アレクミンスキー少将の発言は、この両タイプ合わせて6隻程度が2016年までにカスピ小艦隊に勢揃いするという事です。

これからカスピ小艦隊へ配備される21631小型ロケット艦と、今年夏にカスピ小艦隊へ配備された警備艦「ダゲスタン」(プロジェクト11661K)は、巡航ミサイル「カリブル」を装備します。
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「カリブル」は、輸出用の巡航ミサイル「クラブ」ロシア海軍向けヴァージョンであり、輸出型よりも射程距離が延長されています。
[対艦(対地)巡航ミサイル「クラブ」]
[巡航ミサイル「カリブル」対地攻撃型は2500kmの最大射程を有する]

[ゲパルト級警備艦ダゲスタンはカリブルの発射試験を行なった]
[カスピ小艦隊に2隻の新型艦が補充される]

カスピ小艦隊司令官セルゲイ・ガヴリロヴィチ・アレクミンスキー少将は、1961年9月26日生まれで現在51歳です。
【カスピ小艦隊司令官】

1983年に太平洋艦隊海軍高等学校を卒業した後に北方艦隊小型対潜艦で勤務しました。
1996年に海軍大学校を卒業後、太平洋艦隊へ転属しました。

その後、太平洋艦隊北東軍兵力集団参謀長兼司令官第一代理に任命され、2009年にはソマリア海賊対処部隊指揮官としてアデン湾へ行きました。
[ロシア海軍第4次ソマリア遠征]

アレクミンスキー少将率いる部隊は、アデン湾で海賊と交戦した事は一度も無かったようですが、翌2010年9月5日にカスピ小艦隊司令官へと栄転しました。
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