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退役したクリヴァクII級フリゲート「ネウクローチムイ」は港内で沈没した

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
【退役警備艦「ネウクローチムイ」は老朽化の為にバルチースクで沈没した】
カリーニングラード、11月6日-ロシア通信社ノーボスチユリア・パラモノワ

以前に退役した警備艦「ネウクローチムイ」は、老朽化の為、カリーニングラード地域の海軍港バルチースクで沈没した。
火曜日、ロシア通信社ノーボスチは、バルト艦隊の代理人より伝えられた。

「"軍事財産"カテゴリから外され、(スクラップとして)売りに出されていたネウクローチムイは、軍港の停泊所に居ました。
11月3日、同艦は沈没しました。
その原因は、船体に浸水した事によるものです-艦は非常に古かったので。
乗組員は艦上に居なかったが故に、犠牲者は皆無でした」

対談者の代理人は話した。

彼によると、同艦は軍港の底から引き揚げられる。
現在、この事故の全ての状況が明らかにされている。

警備艦「ネウクローチムイ」は、2009年にバルト艦隊の戦闘編制から除外された。

同艦は、カリーニングラード沿バルト造船工場「ヤンターリ」 においてプロジェクト1135Mのトップとして建造され、30年に渡り海軍に勤続した。

2008年12月、抹消準備が行なわれていた同艦で火災が発生した。
その結果、ニコライ・クズネツォフ上級中尉が死亡した。
(2012年11月6日13時23分配信)


プロジェクト1135M(クリヴァクII級)警備艦「ネウクローチムイ」は、カリーニングラード造船工場「ヤンターリ」で1976年1月22日に起工され、1977年9月7日に進水し、同年12月30日に就役しました。
1978年2月17日、赤旗2度授与バルト艦隊に編入されました。

2005年7月30日、ロシア海軍記念日観艦式のリハーサルの最中に機雷の爆発事故を起こし、艦後部に浸水しました。

2008年12月8日、火災事故を起こし、士官1名が死亡しました。
[クリヴァクII型フリゲート「ネウクローチムイ」で火災発生]

2009年6月末、ロシア海軍から除籍されました。
[クリヴァクII型フリゲート「ネウクローチムイ」、除籍]

その後も、バルチースク基地に係留されたまま放置されていました。


2012年4月22日の「ネウクローチムイ」
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