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バレンツ海でロシア海軍北方艦隊の大演習が始まった

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『タス通信』より
2019年5月29日19時57分配信
【北方艦隊の大規模演習がバレンツ海で始まった】
モスクワ、5月29日/タス通信

15隻の艦が関わり、ロシア連邦軍参謀本部軍事アカデミー聴講生が参加する北方艦隊の多種戦力演習はバレンツ海で始まった。
水曜日に北方艦隊広報サービスは発表した。

「演習実施中、ロシア連邦軍参謀本部軍事アカデミー聴講生は、北方艦隊の多種部隊の海上での組織的統制を示す実地活動、更には、海上への打撃部隊の展開の為に適用される対機雷保障、対潜及び対空防衛の基礎的要素へ参加します」
艦隊は伝えた。

演習自体は5つのエピソードで構成される:仮想敵工作員の攻撃の撃退、打撃戦力展開の為の水域防護、艦船グループと対潜航空隊による合同での潜水艦捜索及び破壊、敵の空中攻撃手段を撃退する海上での組織的対空防衛、海上での遭難者の救助。

演習には、北方艦隊の15隻の水上艦、潜水艦、支援船、更には航空・防空軍航空機及びヘリコプターが関わる。
展開段階では、基地掃海艦「エリニヤ」及び「コロムナ」が、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」、小型ロケット艦「アイスベルク」で構成される艦船支隊の駐留所から海上への出航を保障し、対機雷保護を行なう。

次のエピソードでは、潜水艦の捜索及び仮想破壊が提示される。
「小型対潜艦ユンガとブレストで構成される捜索打撃艦グループは、対潜航空機Il-38及びヘリコプターKa-27PL乗員と連携し、対潜兵器を使用して仮想敵潜水艦の捜索と破壊を行ないます」
艦隊は説明した。

対空防衛のエピソードで、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」、小型ロケット艦「アイスベルク」、小型対潜艦「ユンガ」、「ブレスト」の乗組員は、爆撃機Su-24が設置を保障する標的へのミサイル及び砲射撃を実施する。
最終段階では、海洋曳船「セクスタン」及び潜水夫艇VM-2027で構成され、捜索救助ヘリコプターKa-27PSも参加する救助支隊の要員が海上での仮想遭難者の救助へ取り組む。



ロシア連邦軍の高級士官の教育を行なうロシア連邦軍参謀本部軍事アカデミーの聴講生は、現在、ロシア北方艦隊司令部が置かれているセヴェロモルスクで実地研修を行なっています。

研修には、北方艦隊の艦の演習の見学も含まれており、まず初めに、5月26日に実施されたロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」の対空戦闘訓練を地上で見学しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはバレンツ海で対空戦闘訓練を行なった]

5月29日からは北方艦隊の15隻の艦船、更には航空隊が参加する演習が始まり、ロシア連邦軍参謀本部軍事アカデミーの聴講生もロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」に同乗して海上での実地研修を行ないます。
[ロシア海軍北方艦隊はバレンツ海で演習を行なう]
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