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ロシア海軍北方艦隊の3隻の原子力水中巡洋艦は北極の氷上へ浮上した

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『タス通信』より
2019年6月3日20時22分配信
【ロシア連邦の3隻の原子力潜水艦は演習の枠組みで北極の氷上へ浮上した】
モスクワ、6月3日/タス通信

プロジェクト885多目的原子力潜水艦のトップと2隻のプロジェクト667BDRM戦略潜水艦は、5月に北極の氷湖の中での浮上へ取り組んだ。
月曜日に公表された北方艦隊広報サービスの声明では、こう述べられている。

「北氷洋の氷の下での任務遂行には、水中原子力ロケット巡洋艦トゥーラ、ポドモスコフスク、セヴェロドヴィンスクが参加しました。
潜水艦は、指定海域での氷湖の捜索及び氷上への浮上を含む完全な範囲の氷下航行任務へ取り組みました」

広報サービスは伝えた。

北極航行中、北方艦隊原子力潜水艦の乗組員は、更に氷下での兵器使用の実地研究を御行なった。

[水中巡洋艦]
「トゥーラ」(K-114)
「ノヴォモスコフスク」(K-407)は、第3世代戦略潜水艦プロジェクト667BDRM「デリフィン」に属する。
これらは、弾道ミサイルR-29RMU2「シネーワ」を搭載する。
これはミサイルR-29RMの近代化ヴァージョンであり、衛星航法システム「グロナス」を使用する新たな管制システムを有する。

水中巡洋艦「セヴェロドヴィンスク」(K-560)は、プロジェクト885「ヤーセン」のトップ艦であり、最初の第4世代潜水艦である。
有翼ミサイル「オーニクス」及び「カリブル」で武装し、口径53mmの10門の魚雷発射管(魚雷弾数30本)を装備する。



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プロジェクト885「ヤーセン」原子力水中巡洋艦の1番艦K-560「セヴェロドヴィンスク」は、2014年6月17日に就役して以来、バレンツ海などで行動しています。
[ロシア海軍北方艦隊の原子力水中巡洋艦セヴェロドヴィンスクは基地に停泊したまま巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

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プロジェクト667BDRM「デリフィン」戦略用途原子力水中巡洋艦の4番艦K-114「トゥーラ」(1987年11月5日就役)は、2014年12月から2017年12月末までセヴェロドヴィンスク艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』で寿命延長近代化改装を行なっています。
[ロシア海軍北方艦隊の戦略用途原子力水中巡洋艦トゥーラの近代化改装は完了した]

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プロジェクト667BDRM「デリフィン」戦略用途原子力水中巡洋艦の7番艦(最終艦)K-407「ノヴォモスコフスク」(1990年11月27日就役)は、2008年11月から2012年7月末まで艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』で近代化改装を行ない、2016年10月には弾道ミサイル「シネーワ」を発射しました。
[ロシア海軍北方艦隊の戦略原潜ノヴォモスコフスクはカムチャツカへ向けて弾道ミサイルを発射した]


今回の北方艦隊広報部発表によると、これら3隻の原子力水中巡洋艦は、2019年5月中に北極海の氷の下を航行し、氷の下での兵器使用(おそらくは魚雷の発射)、氷上への浮上などの訓練を行なったとの事です。
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