デルタIII級戦略原潜「聖大致命者凱旋者ゲオルギィ」は11月9日に帰港する

『中央海軍ポータル(フロートコム)』より
【「聖大致命者凱旋者ゲオルギィ」は11月9日に基地へ戻る】
2012年11月7日
原子力水中ロケット巡洋艦K-433「聖大致命者凱旋者ゲオルギィ」は、定期海洋出航における戦闘勤務を成功裏に完了し、現地時間11月9日11時に常駐基地ヴィリュチュンスクへ到着する。
『中央海軍ポータル』は、国防省の情報提供者より伝えられた。
太平洋艦隊の戦略用途原子力潜水艦グループの一員であるプロジェクト667BDR「カリマール」水中ロケット艦「聖大致命者凱旋者ゲオルギィ」は、その「年齢」にも関わらず(原子力潜水艦は1980年に就役した)、完全に戦闘即応状態に在る。
10月、巡洋艦の乗組員は、オホーツク海からロシア北部の射爆場へ弾道ミサイルR-29Rを成功裏に発射した。
2011年9月、アバチャ湾エリアに居た潜水艦「聖大致命者凱旋者ゲオルギィ」へ、釣り漁船「ドネツ」が接近し、衝突した。
潜水艦は損傷を受けなかった。
「聖大致命者凱旋者ゲオルギィ」は、デルタIII級戦略原潜の1隻です。
ロシア・ソ連潜水艦総合情報サイト『ディープストーム』より。
【K-433「聖大致命者凱旋者ゲオルギィ」】
1978年8月24日に起工され、1980年6月20日に進水、1980年12月15日に就役しました。
1980年12月31日に赤旗北方艦隊に編入され、1983年11月3日付で赤旗太平洋艦隊へ転属しました。
1993年2月から2003年7月までボリショイ・カーメニの艦船修理工場「ズヴェズダー」でオーバーホールが行なわれました。
この間、1998年9月15日に「聖大致命者凱旋者ゲオルギィ」と命名されました。
2012年10月19日、「聖大致命者凱旋者ゲオルギィ」は弾道ミサイルの発射を実施しました。
[ロシア太平洋艦隊の戦略原潜はオホーツク海から弾道ミサイルを発射した]
同艦は、その後もオホーツク海に居たようですが、11月9日に帰港するという事でしょう。
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