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ロシア海軍黒海艦隊の大型揚陸艦ツェーザリ・クニコフとアゾフは『シリア・エクスプレス』に従事する

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2019年6月13日22時53分配信
【ロシア海軍の2隻の揚陸艦が地中海へ入り、シリアへ行く】
イスタンブール、6月13日、インタファクス

木曜日、ロシア海軍の2隻の大型揚陸艦「ツェーザリ・クニコフ」「アゾフ」は、地中海へ続く黒海海峡を同時に通過した。
現地の情報ポータルサイトは伝え、ボスポラス海峡を通過する写真を公表した。

イスタンブールのサイトは、ノヴォロシースクから出航した黒海艦隊の艦は、地中海ロシア海軍物資-技術サービス供給所が置かれているシリアタルトゥース港へ向かっていると確信している。
艦の吃水線から判断し、それは大量の荷物を積んでいる事が指摘された。

西側の航空機モニタリングリソースによると、この3週間、シリアロシア航空基地フマイミーンへ、更にロシア連邦航空宇宙軍重軍用輸送機An-124「ルスラン」が少なくとも14回の定期飛行を、そして更に軍用輸送機Il-76が数回の定期飛行を行なっている。

海外メディアによれば、ロシア海軍の大型揚陸艦及び補助船隊、更にチャーター船は、ラタキアフマイミーン飛行場ロシア航空群、タルトゥース海軍物資-技術サービス供給基地、そしてシリア政府軍の為に貨物を送り届ける「シリア・エクスプレス」と呼ばれる作戦へ参加している。

木曜日、ロシア国防省は、ロシア航空機イドリブの戦闘員の位置へ航空打撃を与え、トルコ軍の監視所が射撃したと発表した。
「6月13日未明、イドリブ県のジェベリ・ザビヤ高地地域に配置されているトルコ軍の砲撃監視所がテロリストへ射撃しました」
ロシア連邦国防省
は表明した。
当局によると、トルコ司令部は、その将兵の安全を保障する為にロシア側へ支援を要請し、(ロシア軍は)テロリストの位置へ打撃を与えた。
「トルコ側の協力要請により、ロシア航空宇宙軍の航空機は4回の爆撃を行ないました。
更にトルコの監視所からの射撃を行なった結果、ドクマク居住地点及びジェべリ・タヴェルタ高地の戦闘員の大集団及び野戦砲を撃滅しました」
ロシア連邦国防省
は話した。



ロシア海軍大型揚陸艦は、2013年1月以降、黒海沿岸(ノヴォロシースク或いはセヴァストーポリ)からシリアタルトゥースへ貨物や人員などを輸送する任務、いわゆる「シリア・エクスプレス」に従事しています。
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当初は大型揚陸艦のみが「シリア・エクスプレス」へ参加していましたが、2015年夏以降は海軍がチャーター或いは購入した貨物船も参加するようになりました。

「シリア・エクスプレス」へ参加しているのは、主に黒海艦隊所属艦です。


大型揚陸艦「ツェーザリ・クニコフ」(158)は、2019年には、2月に一度「シリア・エクスプレス」へ従事しています。
(2月6日にボスポラス海峡を南下、2月20日に同海峡を北上)

大型揚陸艦「アゾフ」(151)は、2019年には2回の「シリア・エクスプレス」へ従事しています。
(2019年2月初頭~下旬と、2月末~3月上旬)
[ロシア海軍黒海艦隊の大型揚陸艦アゾフはシリアへ貨物を運ぶ]


そして6月13日、大型揚陸艦「ツェーザリ・クニコフ」「アゾフ」ボスポラス海峡を通過し、その後、地中海へ入りました。

無論、今回の行き先もシリアタルトゥースでしょう。


現在、地中海東部(シリア沖)には、少なくとも以下のロシア海軍の艦船が滞在しています。

[黒海艦隊]
潜水艦「クラスノダール」
2019年3月中旬から地中海東部に滞在
潜水艦「スタールイ・オスコル」2019年4月末から地中海東部に滞在
フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」2019年4月下旬から地中海東部に滞在
哨戒艦「ワシーリー・ブイコフ」2019年6月中旬から地中海東部に滞在
小型ロケット艦「オレホヴォ・ズエヴォ」2019年3月末から地中海東部に滞在
大型揚陸艦「ツェーザリ・クニコフ」:2019年6月中旬から地中海東部に滞在
大型揚陸艦「アゾフ」:2019年6月中旬から地中海東部に滞在
海洋掃海艦「ヴィツェ・アドミラル・ザハリン」2019年4月上旬から地中海東部に滞在
中型偵察艦「キルディン」:2019年6月初頭から地中海東部に滞在
工作船PM-56:2019年1月下旬から地中海東部に滞在
対水中工作艇「スヴォーロヴェツ」2019年5月下旬から地中海東部に滞在
救助曳船SB-739:2019年5月下旬から地中海東部に滞在

[カスピ小艦隊]
小型ロケット艦「ヴェリキー・ウスチュグ」
2019年6月中旬から地中海東部に滞在
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