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サンクトペテルブルクのマラヒート設計局は閉サイクルガスタービン非大気依存発電装置を持つ潜水艦P-750Bを開発する

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年6月25日14時35分配信
【海軍の為にガスタービン非大気依存発電装置を有する潜水艦P-750Bが作成される】

サンクトペテルブルク機械製造局『マラヒート』は、水中及び水上航行用の単一発電装置を有する潜水艦の設計作業を続けている。
閉サイクル非大気依存ガスタービン発電装置は、潜水艦の連続水中航行距離を著しく増大させる。
フォーラム『アルミヤ-2019』の同社の展示台で『Mil.Press FlotProm』は伝えられた。


潜水艦P-750Bは、敵の沿岸施設へ打撃を与え、敵の艦船及び潜水艦の破壊の為に意図されている。
潜水艦は、16名までの偵察-工作グループを艦内に受け入れ、それを隠密裏に送り届け、上陸させる事が出来る。
更に潜水艦は、機雷源を敷設し、偵察を行なう事が出来る。

開発されるP-750Bの主な長所は、現代的な兵装、電波電子手段、高度な自動化及び少ない乗組員(18~20名)、機動性、隠密性であり、狭くて浅い海域での戦闘行動実施が可能である。
加えて、潜水艦は現存の基地及び港へ駐留できる。

P-750Bの排水量は約1450トンであり、沿岸で行動する小型潜水艦クラスに属する。
その全長は約66メートル、幅は7メートル、吃水は約5.2メートル。
通常潜航深度は300メートル、最大水中速力18ノット、経済速力4ノット。
自立航行期間30日、航続距離4300海里。
非大気依存発電装置を考慮に入れた連続水中航行距離は1200海里になる。

発電装置には、閉サイクルガスタービンエンジン(400キロワット×2基)と2500キロワットの移動用電動機が含まれる。

兵装は533mm魚雷、ミサイル、機雷



ロシアの潜水艦設計局である海洋工学中央設計局『ルビーン』は、以前から通常動力潜水艦の為の新たな非大気依存発電装置(AIP機関)改質型燃料電池の開発を進めています。
[ロシア海軍の通常動力潜水艦の為の非大気依存発電装置(AIP)の洋上試験の準備は進められている]

一方、ロシアのもう1つの潜水艦設計局であるサンクトペテルブルク海洋機械製造局『マラヒート』は、閉サイクル・ガスタービン型AIP機関を開発しています。
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この閉サイクル・ガスタービン機関を搭載する潜水艦として、P-750Bの設計も進められています。

P-750Bは、ソ連邦時代に2隻が建造された小型潜水艦プロジェクト865「ピラーニャ」の拡大発展型という位置付けになります。


ただ、現時点ではロシア海軍への具体的な採用計画は有りませんが。
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