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ロシア海軍の為のヤーセン-M級多用途原潜2隻とラーダ級潜水艦2隻が追加発注された

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2019年6月27日16時24分配信
【国防省は潜水艦「ヤーセン-M」及び「ラーダ」の一群を発注した】
愛国者公園(モスクワ州)、6月27日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシア国防省は、フォーラム『アルミヤ-2019』の枠組みで、多目的原子力潜水艦「ヤーセン-M」ディーゼルエレクトリック潜水艦「ラーダ」を供給する国家契約を締結した。
アナウンサーは、ウラジーミル・プーチン大統領の式典への出席の際に公表した。

契約の数値は明らかにされていない:この締結に対応するのは『北方機械製造事業』『アドミラルティ造船所』である。

フォーラム『アルミヤ-2019』モスクワ州公園『パトリオット』で6月25日から30日に開催される。
国際通信機関『ロシア・トゥデイ』は、この行事の公式情報機関である。


『タス通信』より
2019年6月27日23時39分配信
【ロシア海軍は新たな国家契約により2隻の原子力潜水艦「ヤーセン-M」を受け取る】
クビンカ/モスクワ州、6月27日/タス通信

国際軍事機器フォーラム『アルミヤ-2019』で締結された国家契約の枠組みにおいて、ロシア海軍は2隻の多目的原子力潜水艦「ヤーセン-M」を受け取る。
国防次官アレクセイ・クリヴォルチコは発表した。

「本日(6月27日)、ここで、ロシア連邦軍にとって、そして我々の防衛産業にとって大きな出来事が有ります。
私共は、本日、一連の大口合意へ署名しました。
これは確固たる契約であり、確実なものです。
これは、Su-57、この航空機の為の最新の航空攻撃手段。
そして2隻の新たな潜水艦ヤーセンです。
これは大きな量の重要な契約です」
クリヴォルチコ
は報道陣へ話した。

国際軍事機器フォーラム『アルミヤ-2019』において、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチン隣席の下に署名されたロシア連邦国防省への兵器供給の46の国家契約の金額は1兆ルーブルになる。

フォーラム『アルミヤ-2019』は、6月25日から30日までモスクワ州『愛国者』大会-展示センターで開催され、ロシアの他の地域でも展示活動が行なわれる。
事前の見積もりによると、ロシア連邦領内の1500以上の企業および機関の参加が見込まれており、2700以上の製品及び機器のモデルが展示される。



ロシア海軍第4世代原子力潜水艦となるプロジェクト885「ヤーセン」原子力水中巡洋艦は、現在までに7隻がセヴェロドヴィンスク市『セヴマシュ』(北方機械製造事業)で起工され、このうち1隻が就役しています。

1番艦K-560「セヴェロドヴィンスク」は1993年12月21日に起工され、2010年6月15日に進水、2013年12月30日に竣工、2014年6月17日に就役し、北方艦隊第11対空母原潜師団へ編入されました。
[ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクに聖アンドレイ旗は揚がった]
[ロシア海軍北方艦隊の原子力水中巡洋艦セヴェロドヴィンスクは基地に停泊したまま巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

2番艦「カザン」からは改良型のプロジェクト885Mとなり、2009年7月24日に起工され、2017年3月31日に進水し、2018年9月下旬から航海試験が始まりました。
ロシア海軍への引き渡しは2019年末に予定されていましたが、延期されるかもしれません。
[ヤーセン級原子力水中巡洋艦2番艦カザンのロシア海軍への引き渡しは延期されるかもしれない]

3番艦(改「ヤーセン」級としては2隻目)「ノヴォシビルスク」は2013年7月26日に起工されました。
ロシア海軍への引き渡しは2020年に予定されています。
[ヤーセン級多用途原潜3番艦ノヴォシビルスクは起工された]
[ヤーセン級多用途原潜ノヴォシビルスクの船体の水圧試験が行なわれた]

4番艦(改「ヤーセン」級としては3隻目)「クラスノヤルスク」は、2014年7月27日に起工されました。
ロシア海軍への引き渡しは2021年に予定されています。
[多用途原潜ヤーセン級4番艦クラスノヤルスク(と戦略原潜ボレイ級5番艦)はロシア海軍の日に起工された]
[ロシア海軍の第4世代多用途原潜ヤーセン級4番艦クラスノヤルスクの船体の水圧試験が行なわれた]

5番艦(改「ヤーセン」級としては4隻目)「アルハンゲリスク」は、2015年3月19日に起工されました。
ロシア海軍への引き渡しは2022年に予定されています。
[ロシア海軍の為のヤーセン級多用途原潜5番艦アルハンゲリスクは起工された]

6番艦(改「ヤーセン」級としては5隻目)「ペルミ」は、2016年7月29日に起工されました。
ロシア海軍への引き渡しは2023年に予定されています。
[ロシア海軍の為の第6のヤーセン級原子力水中巡洋艦ペルミはセヴェロドヴィンスクで起工された]

7番艦(改「ヤーセン」級としては6隻目)「ウリヤノフスク」は、2017年7月28日に起工されました。
[ロシア海軍北方艦隊の為の第4世代原子力水中巡洋艦ヤーセン級7番艦(最終艦)ウリヤノフスクは起工された]
ロシア海軍への引き渡しは2024年に予定されており、就役後は北方艦隊へ配備されます。


ロシア海軍第4世代通常動力潜水艦となるプロジェクト677「ラーダ」ディーゼルエレクトリック潜水艦は、現在までに3隻がサンクトペテルブルク『アドミラルティ造船所』で起工され、この内の1隻が就役しています。

1番艦B-585「サンクトペテルブルク」は、1997年12月26日に起工され、2004年10月28日に進水し、2010年4月22日に納入され、同年5月8日に就役しました。
就役後、暫くはバルト艦隊に所属してバルト海に滞在していましたが、深海での試験(バルト海では実施できない)などを実施する為、2013年10月に北方艦隊の基地へ回航されました。
[ロシア海軍第4世代潜水艦サンクト-ペテルブルクは北方艦隊へ配備される]
[ロシア海軍のラーダ級潜水艦サンクトペテルブルクはバレンツ海で巡航ミサイルを発射した]

2番艦「クロンシュタット」は2005年7月28日に起工されましたが、1番艦の洋上試験中に様々な問題点が発覚した為、一旦建造は凍結されました。
2013年7月に建造契約が再締結され、工事が再開され、2018年9月20日に進水しました。
[ロシア海軍の為の第2のラーダ級潜水艦クロンシュタットは進水した]

3番艦は「セヴァストーポリ」の名前で2006年11月10日に起工されましたが、その後、2番艦と同様に建造が凍結され、2015年3月19日に「ヴェリーキエ・ルーキ」と改名された上で改めて起工されました。
[ロシア海軍の為のラーダ級潜水艦3番艦セヴァストーポリ改めヴェリーキエ・ルーキは再起工された]

その後、新たな「ラーダ」は発注されていませんでしたが、2018年11月末、当時のロシア海軍総司令官ウラジーミル・コロリョーフ大将は、「ラーダ」級潜水艦は合計12隻が建造されると発言しました。
[ロシア海軍の為に12隻のラーダ級通常動力潜水艦が建造される]


そして2019年6月27日、軍事機器展示会『アルミヤ-2019』の会場において、プロジェクト885M「ヤーセン-M」2隻とプロジェクト677「ラーダ」(おそらくは2隻)の新たな建造契約が締結されました。

これにより、「ヤーセン」シリーズは合計9隻がロシア海軍へ就役する事になります。

「ラーダ」級の4番艦と5番艦については、以前から建造契約締結の計画は有りましたが、今回、ようやく実現しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2018年9月20日10時57分配信
【2019年に更なる2隻のプロジェクト677潜水艦の契約への署名が計画されている】


この他、今回の軍事機器展示会『アルミヤ-2019』においては、第5世代重戦闘機Su-57(T-50、PAK FA)と、戦闘ヘリコプターMi-28NM「ノチュノーイ・オホートニク」(ナイトハンター)の大口契約も締結されています。

第5世代重戦闘機Su-57:76機
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2019年6月27日16時52分配信
【国防省は76機の戦闘機Su-57を発注した】

戦闘ヘリコプターMi-28NM:98機
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2019年6月27日16時56分配信
【国防省は98機のヘリコプター「ノチュノーイ・オホートニク」を発注した】
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