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ロシア海軍黒海艦隊の救助曳船プロフェッソル・ニコライ・ムールはペルシャ湾へ向かった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年7月3日9時38分配信
【黒海艦隊の救助曳船「プロフェッソル・ニコライ・ムール」は初めてペルシャ湾への移動を行なう】

黒海艦隊ノヴォロシースク海軍基地の救助船支隊から、救助曳船「プロフェッソル・ニコライ・ムール」ノヴォロシースクからペルシャ湾への移動を行なう。

黒海艦隊の現代史上初めて、同プロジェクト支援船は、このような遠距離海上移動を行なう。

ロシア曳船ロシア海軍選抜チームの支援の為にペルシャ湾へ向かい、8月初頭にイラン・イスラム共和国領内で開催されるダイバー混成国際競技『グルビナ-2019』へ参加する。

現在、船の乗組員は、黒海海峡・ボスポラス及びダーダネルスの通行を準備している。

20日以上に渡る海上移動中、船の乗組員には、スエズ運河、3つの海峡、4つの湾、6つの海の通行が待ち受けている。



プロジェクト22870救助曳船SB-565『アストラハン造船工場』で起工され、2014年5月20日に進水し、同年12月28日に就役しました。
2014年に「プロフェッソル・ニコライ・ムール」(ニコライ・ムール教授)と命名されました。

2015年5月に内陸水路経由で黒海東岸ノヴォロシースクへ回航され、2015年6月10日付でノヴォロシースク海軍基地所属となりました。
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以後、度々地中海東部へ派遣されています。
(2016年3月初頭~6月下旬、2016年11月初頭~11月下旬、2018年1月下旬、2018年8月下旬~11月初頭)

そして2019年7月初頭、「プロフェッソル・ニコライ・ムール」ペルシャ湾へ向かいました。

「プロフェッソル・ニコライ・ムール」イランを訪問するようです。
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