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ロシア海軍の為の新型艦対空ミサイル"トール-MF"の試作品は2020年代初頭に完成する

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『タス通信』より
2019年7月12日9時6分配信
【海上高射ミサイル複合体「トール-MF」の最初の試験モデルは2020年代に作成される】
サンクトペテルブルク、7月12日/タス通信

ロシア海軍の為の高射ミサイル複合体「トール-MF」の最初の試験モデルは2020年代初頭に作成される。
『タス通信』は、国際海軍サロンにおいてイジェフスク電子機械工場『クポル』副総取締役ヴャチェスラフ・カルタショフより伝えられた。

「海上複合体トール-MFの開発は続けております。
その設計図の作成は未だです。
確かな計画では、2020年代初頭に作成いたします」
カルタショフ
は話した。

彼は、高射ミサイル複合体ロシア海軍の為に作成される事を指摘した。

「複合体は、器具部分の一元化がプログラムにより保障されます。
それは艦へ統合されなければなりません」

副総取締役は述べた。

第9回国際海軍サロンは、7月10日から14日までサンクトペテルブルク展示センター『レネクスポ』で開催される。
これには、19ヶ国からの28の企業を含む353の企業が参加する。



ロシア海軍の個艦防空用高射ミサイル複合体「キンジャール」は、陸上用高射ミサイル複合体「トール-M1」(SA-15ガントレット)の艦載型です。


ミサイル管制レーダー「ポドカート」(右端)
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8連装ミサイル垂直発射機
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「キンジャール」の開発は1975年からスタートし、プロジェクト1124K小型対潜艦MPK-104に試作品が搭載され、1982年から黒海で試験が行われました。
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現在、ロシア海軍プロジェクト11435重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」、プロジェクト11442重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」、プロジェクト1155/11551大型対潜艦、プロジェクト11540警備艦「キンジャール」を装備しています。


一方、陸上タイプの方は、2000年代に改良型の「トール-M2」が開発されました。
「トール-M2KM」は、その最新ヴァージョンです。



そして、海軍の「キンジャール」の代替として、「トール-M2KM」の艦載ヴァージョンである「トール-MF」(M-トール)も開発される事になりました。
[ロシア海軍の為の新型高射ミサイル「M-トール」が開発される]

「トール-MF」は、ロシア海軍の新造艦・新世代艦への装備では無く、既に就役している艦の近代化改装の際に換装する事が想定されています。
[ロシア海軍の為の新型高射ミサイル複合体M-トールの開発は進められている]

2016年10月には、黒海艦隊フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」後部ヘリコプター甲板高射ミサイル複合体「トール-M2KM」を搭載し、海上での発射試験が行なわれています。



一方、艦載用の高射ミサイル複合体「トール-MF」の試作品は、2020年代初頭に完成し、その後で試験が行なわれるようです。
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