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ロシア海軍黒海艦隊の工作船PM-56はシリアから戻ってくる

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年7月12日14時8分配信
【黒海艦隊の水上修理所PM-56は地中海からセヴァストーポリへ戻る】

黒海艦隊水上修理所(工作船)PM-56は、地中海からセヴァストーポリへ戻る。
現在、船は黒海海峡・ダーダネルス及びボスポラスを通過している。

グループの一員としての滞在期間中に補助船は、地中海で任務を遂行しているロシア海軍の艦船の技術的準備状態の保障及び保持を行なった。

以前、遠海ゾーンで水上修理所PM-56は、計画ローテーションに基づいて黒海艦隊の同型船PM-138と交代した。



この数年間、黒海艦隊水上修理所(工作船)PM-56PM-138は交代で地中海東部へ派遣され、半年程度のローテーションでシリアタルトゥースへ駐留し、同海域で行動するロシア海軍艦船の修理やメンテナンスを行なっています。
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工作船PM-56
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工作船PM-138
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タルトゥースロシア海軍物資・技術サービス供給所
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PM-56は、2019年1月から地中海東部に滞在していました。

それから5ヶ月以上経った2019年6月29日、PM-56と交代する為、PM-138セヴァストーポリを出航し、地中海東部へ向かいました。
[ロシア海軍黒海艦隊の工作船PM-138と給油船イワン・ブブノフは地中海東部へ向かった]

そしてPM-56は7月12日にダーダネルス海峡へ入り、セヴァストーポリへの帰路に就きました。


現在、地中海東部(シリア沖)には、少なくとも以下のロシア海軍の艦船が滞在しています。

[黒海艦隊]
潜水艦「クラスノダール」
2019年3月中旬から地中海東部に滞在
潜水艦「スタールイ・オスコル」2019年4月末から地中海東部に滞在
フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」2019年4月下旬から地中海東部に滞在
大型揚陸艦「オルスク」:2019年7月初頭から地中海東部に滞在
海洋掃海艦「コヴロヴェツ」2019年7月上旬から地中海東部に滞在
海洋掃海艦「ヴィツェ・アドミラル・ザハリン」2019年4月上旬から地中海東部に滞在
中型偵察艦「キルディン」:2019年6月初頭から地中海東部に滞在
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」2019年6月末から地中海東部に滞在
工作船PM-138:2019年6月末から地中海東部に滞在
対水中工作艇「スヴォーロヴェツ」2019年5月下旬から地中海東部に滞在
海洋曳船MB-304:2019年7月上旬から地中海東部に滞在
救助曳船SB-739:2019年5月下旬から地中海東部に滞在

[カスピ小艦隊]
小型ロケット艦「ヴェリキー・ウスチュグ」
2019年6月中旬から地中海東部に滞在
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