ロシア海軍黒海艦隊の救助曳船プロフェッソル・ニコライ・ムールはジブチを訪問した
- カテゴリ:ロシア黒海艦隊(2012-2019年)

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年7月15日10時11分配信
【黒海艦隊の救助曳船「プロフェッソル・ニコライ・ムール」はジブチ港へ寄港した】
黒海艦隊ノヴォロシースク海軍基地の救助船支隊の一員である救助曳船「プロフェッソル・ニコライ・ムール」は、ジブチ港への業務寄港を行なった。
寄港は、ペルシャ湾への船の移動の枠組みで実行された。
黒海艦隊の救助船は、必要な物資手段の在庫を補充し、指定地点へ移動する与えられた課題の遂行を継続する。
黒海艦隊の曳船はロシア海軍選抜チームの支援の為にペルシャ湾へ向かい、8月初頭にイラン・イスラム共和国領内で開催されるダイバー混成国際競技『グルビナ-2019』へ参加する。
20日以上に渡る海上移動中、船の乗組員には、スエズ運河、3つの海峡、4つの湾、6つの海の通行が待ち受けている。
プロジェクト22870救助曳船SB-565は『アストラハン造船工場』で起工され、2014年5月20日に進水し、同年12月28日に就役しました。
2014年に「プロフェッソル・ニコライ・ムール」(ニコライ・ムール教授)と命名されました。
2015年5月に内陸水路経由で黒海東岸ノヴォロシースクへ回航され、2015年6月10日付でノヴォロシースク海軍基地所属となりました。

以後、度々地中海東部へ派遣されています。
(2016年3月初頭~6月下旬、2016年11月初頭~11月下旬、2018年1月下旬、2018年8月下旬~11月初頭)
2019年7月3日、「プロフェッソル・ニコライ・ムール」はノヴォロシースク海軍基地を出航しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の救助曳船プロフェッソル・ニコライ・ムールはペルシャ湾へ向かった]
7月5日にボスポラス海峡とダーダネルス海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の救助曳船プロフェッソル・ニコライ・ムールは地中海へ入った]
7月10日にスエズ運河を通過して紅海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の救助曳船プロフェッソル・ニコライ・ムールはスエズ運河を通過して紅海へ入った]
7月15日にはジブチへ寄港しました。
今後、「プロフェッソル・ニコライ・ムール」はペルシャ湾へ向かい、イランを訪問します。
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