クロンシュタットの『ロシア海軍の日』観艦式へ参加した北方艦隊艦船はバルト海で演習を行なった


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年7月31日15時41分配信
【北方艦隊の艦船はバルト海での演習中に捜索打撃グループを形成した】
大型対潜艦「セヴェロモルスク」とフリゲート「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」(ソ連邦海軍元帥ゴルシコフ)は、バルト海で仮想敵潜水艦を捜索する戦闘演習任務を遂行する為、捜索打撃艦グループを形成した
北方艦隊将兵の演習は、主要海軍パレードへ参加した後、クロンシュタットからの移動ルート上で行なわれた。
大型対潜艦及びフリゲートの乗組員は、初めて合同での複合対潜活動を実施した。
潜水艦捜索の為の戦術機動演習への取り組みにおいては、仮想敵潜水艦との接触を保持し、艦上対潜兵器複合体により、それを仮想破壊した。
演習の様々な段階において艦の乗組員は、対潜航空隊のヘリコプター及び航空機との連携へ取り組んだ。
現在、バルト海では、主要海軍パレードへ参加し、それを支援した北方艦隊の艦と補助船が行動している。
それには、原子力水中ロケット巡洋艦「スモレンスク」、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」、大型対潜艦「セヴェロモルスク」、フリゲート「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」、救助曳船SB-406、「ニコライ・チケル」、多機能後方支援船「エリブルス」が含まれる。
北方艦隊の原子力水中巡洋艦「スモレンスク」、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」、大型対潜艦「セヴェロモルスク」、救助曳船SB-406は、2019年7月28日の『ロシア海軍の日』観艦式(主要海軍パレード)へ参加する為、7月中旬にクロンシュタットへ到着しました。
[2019年7月28日の『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する北方艦隊艦船はクロンシュタットへ到着した]
北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」、救助曳船「ニコライ・チケル」、多機能後方支援船「エリブルス」の3隻は、2019年2月末からの世界一周航海を完了した後にクロンシュタットへ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はクロンシュタットへ到着した]
これらの艦船は、7月28日の『ロシア海軍の日』の主要海軍パレード(クロンシュタット及びサンクトペテルブルクのネヴァ川の観艦式)へ参加しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年7月28日14時37分配信
【ロシアは『海軍の日』を迎えた】
主要海軍パレードが終わった後、これらの艦船はクロンシュタットを去り、バルト海で対潜演習を行ないました。
敵潜水艦の役は、原子力水中巡洋艦「スモレンスク」が務めたようです。
更に、これらの北方艦隊艦船は、8月1日から9日までバルト海で実施されるロシア海軍とロシア航空宇宙軍の演習『大洋の盾-2019』にも参加するようです。
『タス通信』より
2019年8月1日17時4分配信
【約70隻の艦船がバルト海の演習『大洋の盾-2019』へ参加する】
演習『大洋の盾-2019』には、49隻の戦闘艦艇、20隻の支援船、58機の航空機、10634名が参加します。
演習統制官は、ロシア海軍総司令官ニコライ・エフメノフ大将です。
『大洋の盾-2018』は、2018年9月1日~8日に地中海東部で実施されました。
[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍の地中海演習(2018年9月1日~8日)]
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