ロシア海軍北方艦隊艦船はバルト海の演習『大洋の盾-2019』へ参加する

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年8月2日13時54分配信
【北方艦隊の20隻以上の艦船はバルト海の海軍演習『大洋の盾-2019』へ関わる】
主要海軍パレードへ参加した北方艦隊部隊は、ロシア海軍の艦隊間演習『大洋の盾-2019』へ着手した。
機動演習の様々な段階には、20隻以上の戦闘艦、潜水艦、支援船、更には北方艦隊の対潜航空隊、戦闘機航空隊、爆撃航空隊の20機の航空機とヘリコプターが関わる。
北方艦隊部隊の4500名以上の将兵が直接参加及び支援活動を行なう。
現在、バルト海には北方艦隊の複数の水上艦グループが展開し、バルト艦隊の艦と連携する指定任務を遂行している。
北方艦隊の支援船「エリブルス」、「ニコライ・チケル」、SB-406は仮想敵部隊を演じる。
海上での北方艦隊及びバルト艦隊部隊の統制は、旗艦の役割を演じるロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」が行なう。
演習『大洋の盾-2019』の中で北方艦隊将兵は、戦闘兵器の実地使用の100以上の戦闘訓練を実施する。
機動演習の完了後、北方艦隊の艦船の一部はコラ半島の恒久駐留地点へ到着し、他の一部は、遠距離航海計画の下で指示された任務の遂行を続ける。
北方艦隊の原子力水中巡洋艦「スモレンスク」、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」、大型対潜艦「セヴェロモルスク」、救助曳船SB-406は、2019年7月28日の『ロシア海軍の日』観艦式(主要海軍パレード)へ参加する為、7月中旬にクロンシュタットへ到着しました。
[2019年7月28日の『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する北方艦隊艦船はクロンシュタットへ到着した]
北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」、救助曳船「ニコライ・チケル」、多機能後方支援船「エリブルス」の3隻は、2019年2月末からの世界一周航海を完了した後にクロンシュタットへ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はクロンシュタットへ到着した]
これらの艦船は、7月28日の『ロシア海軍の日』の主要海軍パレード(クロンシュタット及びサンクトペテルブルクのネヴァ川の観艦式)へ参加しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年7月28日14時37分配信
【ロシアは『海軍の日』を迎えた】
主要海軍パレードが終わった後、これらの艦船はクロンシュタットを去り、バルト海で対潜演習を行ないました。
[クロンシュタットの『ロシア海軍の日』観艦式へ参加した北方艦隊艦船はバルト海で演習を行なった]
2019年8月1日からバルト海でロシア海軍とロシア航空宇宙軍の演習『大洋の盾-2019』が始まりました。
『タス通信』より
2019年8月1日17時4分配信
【約70隻の艦船がバルト海の演習『大洋の盾-2019』へ参加する】
8月9日まで続く演習『大洋の盾-2019』には、49隻の戦闘艦艇、20隻の支援船、58機の航空機、10634名が参加します。
演習統制官は、ロシア海軍総司令官ニコライ・エフメノフ大将です。
上記の主要海軍パレードへ参加した北方艦隊の艦船部隊も、演習『大洋の盾-2019』へ参加します。
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