バルト海のロシア海軍演習『大洋の盾-2019』へ参加する北方艦隊の水上艦は対潜戦闘訓練を行なった

『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2019年8月3日15時27分配信
【北方艦隊の艦はバルト海で「敵」潜水艦を破壊する訓練を行なった】
モスクワ、8月3日、インタファクス
ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」、大型対潜艦「セヴェロモルスク」、フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」で構成される捜索打撃艦グループは、バルト海エリアで複合対潜任務を遂行した。
土曜日に北方艦隊は発表した。
「乗組員は、仮想敵潜水艦の攻撃を回避する操艦へ取り組み、対潜兵器を使用しました」
『インタファクス』が受け取った声明では、こう述べられた。
艦隊本部によると、北方艦隊将兵は、艦隊間演習『大洋の盾-2019』実施の枠組みでバルト艦隊の艦と共に行動している。
「合同活動時に北方艦隊将兵は、対潜航空隊~航空機Il-38及びヘリコプターKa-27の支援の下で捜索打撃艦グループの潜水艦捜索戦術へ取り組みました」
声明では、こう述べられた。
演習中の対潜部隊の行動の統制は、旗艦~ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」が行なった。

「本日中に北方艦隊将兵はバルト海での活動を完了し、北海への移動を行ないます」
艦隊本部は通知した。
北方艦隊のロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」、大型対潜艦「セヴェロモルスク」は、2019年7月28日の『ロシア海軍の日』観艦式(主要海軍パレード)へ参加する為、7月中旬にクロンシュタットへ到着しました。
[2019年7月28日の『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する北方艦隊艦船はクロンシュタットへ到着した]
北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は、2019年2月末からの世界一周航海を完了した後にクロンシュタットへ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はクロンシュタットへ到着した]
これらの艦船は、7月28日の『ロシア海軍の日』の主要海軍パレード(クロンシュタット及びサンクトペテルブルクのネヴァ川の観艦式)へ参加しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年7月28日14時37分配信
【ロシアは『海軍の日』を迎えた】
主要海軍パレードが終わった後、これらの艦船はクロンシュタットを去り、バルト海で対潜演習を行ないました。
[クロンシュタットの『ロシア海軍の日』観艦式へ参加した北方艦隊艦船はバルト海で演習を行なった]
その後、2019年8月1日からバルト海で始まったロシア海軍とロシア航空宇宙軍の演習『大洋の盾-2019』へ参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船はバルト海の演習『大洋の盾-2019』へ参加する]
8月9日まで続く演習『大洋の盾-2019』には、バルト艦隊と北方艦隊の計49隻の戦闘艦艇、20隻の支援船、58機の航空機、10634名が参加します。
演習統制官は、ロシア海軍総司令官ニコライ・エフメノフ大将です。
8月3日、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」、大型対潜艦「セヴェロモルスク」、フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は対潜戦闘訓練を行ないました。
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