ボレイ級戦略原潜アレクサンドル・ネフスキーは12月に国家受領試験を行なう

『ロシア通信社ノーボスチ』より
【原子力潜水艦「アレクサンドル・ネフスキー」の国家試験は12月に実施される】
モスクワ、11月20日-ロシア通信社ノーボスチ
「ボレイ」型戦略ロケット艦の最初のシリーズ艦「アレクサンドル・ネフスキー」の国家受領試験は今年12月に行なわれる。
株式会社「生産合同セヴマシュ」広報サービスは発表した。
以前、ロシア連邦国防長官の職に在ったアナトーリー・セルジュコフは、「アレクサンドル・ネフスキー」が2014年に太平洋艦隊の編制へ加入すると述べた。
「先日、原子力艦アレクサンドル・ネフスキーは、工場航海試験の為に海洋へ出航しました。
12月に潜水艦は国家受領試験を行なうでしょう」
公式声明では、こう述べられた。
更に、前日、「セヴマシュ」において、原子力潜水艦プロジェクト「ボレイ」及び「ヤーセン」の建造進捗度及び海軍への原子力艦の納入の問題に関する省庁間作業グループ会議が開かれた事が明らかにされた。
プロジェクト955原子力巡洋艦のトップ「ユーリー・ドルゴルーキー」の受領証明書への署名準備が行なわれ、他の水中ロケット艦-「セヴェロドヴィンスク」が成功裏に試験プログラムを継続している事が指摘された。
プロジェクト955により建造された「アレクサンドル・ネフスキー」は、戦略ロケット艦「ボレイ」シリーズの最初の生産艦である。
原子力潜水艦の船体の長さは170メートル、幅13.5メートル。
最大潜航深度450メートル、水中速力29ノット。
シリーズのトップ艦「ユーリー・ドルゴルーキー」に続き、「セヴマシュ」は「アレクサンドル・ネフスキー」、「ウラジーミル・モノマーフ」及び「クニャージ・ウラジーミル」を起工した。
(2012年11月20日11時24分配信)
株式会社『生産合同セヴマシュ』公式サイトより
2012年11月20日
【原子力潜水艦は造船所から海へ】
内容は同じです。
(というか、こちらが大元の情報です)
[新世代戦略原潜ボレイ級(旧ブログ)]
[新世代戦略原潜ボレイ級]
第4世代戦略原子力潜水艦「ボレイ」級2番艦「アレクサンドル・ネフスキー」は2004年3月19日に起工され、2010年12月6日に進水しました。
この間、2007年には太平洋艦隊から乗組員が集められました。
2011年10月22日、最初の海洋航海試験が開始されました。

2012年10月下旬、当時のロシア国防長官アナトーリー・セルジュコフは、「アレクサンドル・ネフスキー」は2014年には太平洋艦隊に居ると発言しました。
[新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーは2013年に就役する]
2014年にボレイ級戦略原潜を太平洋艦隊へ配備する件については、今年5月末にロシア海軍公式筋から発表されています。
[2014年にロシア太平洋艦隊へ新世代戦略原潜ボレイ級が配備される]
カムチャツカ半島の原潜基地ルイバチーでは、「ボレイ」級を配備する為の然るべきインフラ整備が行なわれます。
[カムチャツカ半島の基地設備はボレイ級戦略原潜に適していない]
[ボレイ級戦略原潜の為、カムチャツカ半島に新たな設備が建設される]

- 関連記事
-
- 新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーは就役前の「試験任務」を行なう
- ボレイ級戦略原潜アレクサンドル・ネフスキーからのブラヴァー発射の日時は決定されていない
- ボレイ級戦略原潜アレクサンドル・ネフスキーは12月に国家受領試験を行なう
- 新世代戦略原潜ボレイ級1、2番艦の引き渡し準備が整う
- 新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーは2013年に就役する
スポンサーサイト