ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊は石油採掘プラットフォーム防衛演習を行なった

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年8月8日17時28分配信
【北方艦隊はバレンツ海でロシアの経済活動の安全を保障する演習を実施した】
本日(8月8日)、北方艦隊艦船支隊は、バレンツ海エリアでロシア連邦の経済活動施設の安全を保障し、危機的状況が発生した場合に対処する為の演習を実施した。
北極航海中の北方艦隊艦船支隊は、海域で活動する海上耐氷固定プラットフォーム「プリラズロムナヤ」への様々な種類のテロリストの脅威を未然に予防する一連の課題を解決した。
これに応じた訓練は、対テロ部隊、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」乗組員と、対潜艦の艦上に駐留する艦上ヘリコプターKa-27乗員により実施された。
仮想危機的状況海域での人員の救助及び援助を与える課題には、救助曳船「パミール」乗組員が取り組んだ。
北方艦隊の艦・支援船支隊による今度の北極航海は8月5日に始まった。
航海は、北方艦隊コラ多種戦力小艦隊司令官オレグ・ゴルべフ中将の将旗の下で実行される。
支隊の艦船は、北方海上航路のルート上をタイミル半島まで、その後はセヴェルナヤゼムリャ列島まで行く。
北方艦隊将兵は、北極の無防備の海岸での数回の海洋揚陸部隊の上陸へ参加し、重要な産業施設の防護演習を実施し、対潜任務へ取り組み、ミサイル及び砲射撃を実施する。

ロシア北方艦隊の8度目の北極圏への遠距離航海は、2019年8月5日に始まりました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船部隊は北極遠征へ出発した]
参加艦船は、2018年の北極遠征とほぼ同じです。
(指揮官も同じ)
[北方艦隊北極支隊](オレグ・ゴルべフ中将)
大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」
大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」
大型揚陸艦「コンドポガ」
救助曳船「パミール」
中型海洋給油船「セルゲイ・オシポフ」
砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」
8月7日、北極遠征部隊はノヴァヤゼムリャ付近へ到達し、対テロ演習を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊はノヴァヤゼムリャで対テロ演習を行なう]
8月8日には、北極海で運用される石油採掘プラットフォーム「プリラズロムナヤ」をテロリストから防衛する為の演習を実施しました。
昨年(2018年)の北極遠征の際にも、同様の演習が行なわれています。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は石油採掘プラットフォーム防衛演習を行なった]
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