ヴィクターIII級原潜ダニール・モスコフスキーは遭難漁船の乗員を沿岸へ送り届けた

2012年11月18日、ロシア北方艦隊所属の原子力潜水艦B-414「ダニール・モスコフスキー」は、バレンツ海で遭難した漁船を救助しました。
[ヴィクターIII級原潜ダニール・モスコフスキーは漁船を救助した]
その続報。
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『ロシア連邦国防省公式サイト』より。
ロシア連邦軍西方軍管区広報サービス発表
2012年11月20日15時50分配信
【沈没した船「ルイバチー」の乗組員は沿岸へ送り届けられた】

数時間前、北方艦隊原子力潜水艦「ダニール・モスコフスキー」乗組員は、バレンツ海で遭難し、その後沈没した漁船「ルイバチー」の船員を、北方艦隊水中部隊の沿岸駐留地の一つへ無事に送り届けた。

日曜日・11月18日、北方艦隊潜水艦は漁労航路~リンナハマリからチェベルカ~の途上にあった漁船「ルイバチー」の乗員の援助にやってきた。

これまでに得られた情報では、バレンツ海において民間船は海水の浸水により機器が故障し、航行不能となった。
バレンツ海において計画戦闘訓練任務を遂行していた原子力潜水艦「ダニール・モスコフスキー」は、同エリアにおける災害に近い所に居た為、救助活動を開始した。

悪天候条件下(風速15メートル、風力3の強い突風で荒れており、視界不良の海域)で北方艦隊の潜水艦は、同船の被災者を艦内に受け入れた。
数時間後、同船は沈没した。

救助活動完了後、原子力潜水艦「ダニール・モスコフスキー」は、基地へ進路を取った。
この緊急事態による犠牲者は居らず、「ルイバチー」号の乗組員の健康状態に不安は無い。
近い内に、船員はムルマンスクへ送られる。


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B-414「ダニール・モスコフスキー」は、プロジェクト671RTMK(ヴィクターIII級後期型)原子力潜水艦の1隻です。
1988年12月1日にレニングラード(現サンクトペテルブルク)アドミラルティ造船所で起工され、1990年8月31日に進水し、1990年12月30日に就役しました。
1991年3月14日、赤旗北方艦隊に編入されました。

1996年9月18日、「ダニール・モスコフスキー」(モスクワ大公ダニール)と命名されました。

2006年9月6日、航行中に火災事故を起こし、乗員2名が死亡しました。
[「ダニル・モスコフスキー」火災事故(2006年9月6日)]

「ダニール・モスコフスキー」は、アラ・グバ基地第7潜水艦師団に所属しています。


今回の記事によると、救助された漁船「ルイバチー」の乗員は、北方艦隊原潜部隊の駐屯地に送り届けられたようです。

そして「ダニール・モスコフスキー」は、駐留基地(アラ・グバ)へ戻るとの事です。
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