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ロシア海軍太平洋艦隊の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ラーザレフで対テロ演習が行なわれた

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア沿海地域情報供給部(ウラジオストク市)発表
2019年8月13日3時23分配信
【太平洋艦隊の部隊、軍警察とロシア国家親衛隊は沿海地方で軍の施設を物理的に防護する合同演習を実施した】

沿海地方において、太平洋艦隊、軍警察沿海領域駐屯地の軍警備司令部の部隊は、ロシア国家親衛隊の部隊と連携した計画合同演習を実施し、その中で、太平洋艦隊の重要な軍施設の保護の強化と、攪乱勢力の侵入を阻止する課題へ取り組んだ。

演習の筋書きにより、攪乱勢力は、閉鎖領域へ侵入し、重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ラーザレフ」艦上への進入を試みた。

戦闘員の侵入に対し、水中工作部隊・手段対処支隊は、2隻の「グラチョノク」型対水中工作艇及び高速艇のカバーの下で埠頭水域へ接近した。

部外者の艦上への進入を阻止する為、水中工作部隊・手段対処支隊の将兵の一部は、完全な戦闘装備で登山用装備を使用し、ヘリコプターMi-8で飛行し、重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ラーザレフ」甲板へ乗船した。
更に高速艇軍警察部隊を送り届けた。

軍警察部隊は特殊手段を使用して埠頭の封鎖へ着手し、一部の領域で部外者の戦闘員を排除した。

地域軍警察局は、ロシア国家親衛隊沿海地方局と一致団結して、特殊用途機動支隊(オモン)の協力者及び即応部隊との合同活動へ参加した。
部外者の戦闘員の侵入の脅威から施設を保護する為の合同活動により、侵入は防がれた。
襲撃者は軍部隊により拘束され、ロシア国家親衛隊の協力者へ引き渡された。

演習の戦術環境作成の為、火薬手段、発煙及び空砲弾薬が使用された。

実地活動には、200名以上の将兵及び法執行機関の協力者、更には10両の特殊車両が参加した。



ロシア太平洋艦隊所属のプロジェクト11442重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ラーザレフ」((1978年7月26日起工、1981年5月26日進水、1984年10月31日就役、1992年4月22日までは「フルンゼ」)は、1999年7月には予備役に編入され、以後は沿海地方フォーキノで係留保管されています。
[原子力巡洋艦フルンゼ(アドミラル・ラザレフ)-2007年3月]
[キーロフ級2番艦フルンゼ(現アドミラル・ラーザレフ)近影(2007年秋)]
[原子力巡洋艦フルンゼ(アドミラル・ラザレフ)近況(2008年8月2日)]
[フォーキノ湾の原子力巡洋艦アドミラル・ラザレフ<旧フルンゼ>(2009年8月31日)]

ロシア海軍総司令官フェリックス・グロモフ提督による視察(1996年6月4日)


2004年にはボリショイ・カーメニ艦船修理工場『ズヴェズダー』で原子炉が撤去されました。
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2010年以降、艦上の各種装備が撤去されました。
[キーロフ型原子力巡洋艦アドミラル・ラーザレフ(2011年7月)]

2014年6月末からフォーキノ近郊のドゥナイ大型浮きドックPD-41へ入渠し、船体の修復を行ないました。
[ロシア太平洋艦隊の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ラーザレフ(旧フルンゼ)近影]
[ロシア海軍太平洋艦隊の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ラーザレフは浮きドックで修理された]

船体の修復後、またフォーキノで係留保管されました。
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2015年3月5日、海軍旗初掲揚30周年を迎えました。


今後の運命が決まっていなかった「アドミラル・ラーザレフ」ですが、遂に解体される事になりました。
『イズベスチヤ』より
2019年4月19日1時50分配信
【ロシア原子力艦隊の一部は近代化の代わりに解体へ向かう】
「アドミラル・ラーザレフ」は、同型艦「アドミラル・ウシャコーフ」と共に2021年までに解体される予定です。

2019年8月、解体予定の「アドミラル・ラーザレフ」で、ロシア国家親衛隊(2016年4月5日創設)との合同演習が行なわれました。

演習のシナリオは、「アドミラル・ラーザレフ」への侵入を試みるテロリストを排除するというものでした。
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