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ロシア黒海艦隊及び太平洋艦隊の艦船はソマリア沖へ向かう

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現在、ロシア黒海艦隊及び太平洋艦隊の艦船部隊がソマリア沖へ向かっています。
[ロシア太平洋艦隊及び黒海艦隊の艦船はソマリア沖へ行く]
[ロシア黒海・太平洋艦隊合同任務部隊は12月にソマリア沖で海賊対処任務に就く]
[ロシア黒海艦隊アデン湾派遣部隊は11月下旬にスエズ運河を通過する]
その最新動向。


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省報道サービス・情報管理部発表
2012年11月20日16時43分配信
【黒海艦隊及び太平洋艦隊の戦闘艦船支隊は計画遠距離航海の実施を継続する】

親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」及び大型揚陸艦「サラトフ」で構成される黒海艦隊第1戦術艦船グループは、地中海東部で遠距離航海任務を遂行している。
艦船は、戦術グループ構成の合同連携機動、更には、航行中の対空防衛当直の要素を仕上げる。

11月21日、指定海域で第1戦術艦船グループには、大型揚陸艦「ノヴォチェルカッスク」、警備艦「スメトリーヴイ」及び保障船で構成される黒海艦隊第2戦術艦船グループが合流する。
第2戦術艦船グループは海上で物資を補充して定量を確保し、合流海域へ向かっている。

合流後、2つの戦術グループは黒海艦隊戦闘艦船支隊となり、艦船は海洋で支隊構成の連携機動、狭い海路における演習を実施する。

11月末、グループはスエズ運河を通過し、12月初頭にはアフリカの角エリアにおいて海賊対処任務を開始する。

大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」、中型海洋給油船「イルクト」、救助曳船「アラタウ」で構成される太平洋艦隊戦闘艦船支隊は計画遠距離航海を行なっており、アンダマン諸島(インド洋の手前)への指定ルートを進んでいる。
近い内に、支隊はムンバイ港(インド)へ寄港する予定であり、インド海軍艦船と2国間海軍演習を実施する。
演習中、艦船は、特に合同連携機動と通信訓練の要素を仕上げる。


[ロシア海軍のアデン湾(ソマリア沖)海賊対処活動]
[ロシア海軍のソマリア海賊対策(旧ブログ)]


現在、黒海艦隊旗艦の親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」、大型揚陸艦「サラトフ」、大型海上給油船「イワン・ブブノフ」の3隻(第1戦術グループ)は、地中海東部に居ます。
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11月21日、警備艦「スメトリーヴイ」、大型揚陸艦「ノヴォチェルカッスク」、海洋曳船MB-304の3隻が合流します。

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省報道サービス・情報管理部発表
2012年11月14日17時52分配信
【黒海艦隊の警備艦「スメトリーヴイ」は遠距離航海任務遂行を開始した】
イタリア海軍との合同演習「イオネクス-2012」に参加していた警備艦「スメトリーヴイ」は、演習中に燃料送油システムの一部が故障しましたが、その修理を終え、11月13日にイタリアタラント港を出港、地中海東部へ向かいました。
その後、大型揚陸艦「ノヴォチェルカッスク」が合流したようです。

黒海艦隊の2つの戦術グループは、合流後にスエズ運河を通過し、12月初頭にアデン湾へ到着します。


一方、太平洋艦隊大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」、中型海洋給油船「イルクト」、救助曳船「アラタウ」の3隻はアンダマン諸島付近に居ます。
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こちらは、アデン湾へ行く前にインドムンバイへ寄港し、インド海軍と合同演習を行ないます。

12月、黒海艦隊太平洋艦隊の艦船グループは、アデン湾で合流し、合同でソマリア海賊対処任務を実施する事になります。
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最終的に、ソマリア沖に集結するロシア海軍合同海賊対処部隊の陣容は、以下のようになります。

[ロシア黒海・太平洋艦隊合同海賊対処任務部隊]
親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」(黒海艦隊)
大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」(太平洋艦隊)
警備艦「スメトリーヴイ」(黒海艦隊)
大型揚陸艦「サラトフ」(黒海艦隊)
大型揚陸艦「ノヴォチェルカッスク」(黒海艦隊)
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」(黒海艦隊)
中型海洋給油船「イルクト」(太平洋艦隊)
救助曳船「アラタウ」(太平洋艦隊)
海洋曳船MB-304(黒海艦隊)


これは、ロシア海軍が2008年10月にソマリア沖での海賊対処任務を開始して以来、最大規模の海賊対処任務部隊です。

今回、初めてアデン湾へ派遣される黒海艦隊旗艦親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」は、対地攻撃も可能な最大射程700kmの長距離有翼ミサイル「ヴルカン」を16基搭載しています。
[長距離対艦ミサイル複合体バザリト/ヴルカン]
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