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ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊はドゥディンカ港へ到着した



『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2019年8月14日11時7分配信
【北方艦隊はタイミルで重要な産業施設を防衛する演習を行なう】
モスクワ、8月14日、インタファクス

北方艦隊北極グループは、ドゥディンカ港での訓練の後、タイミルで重要な産業施設を防衛する演習を行なう。
水曜日、北方艦隊広報サービス部長ワジム・セルガは発表した。

「本日、大型対潜艦ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ率いる北方艦隊北極グループは、北方海上航路のコース上でエニセイ川沿岸の右側に位置するドゥディンカ港へ到着しました」
セルガ
は言った。
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彼によると、港の埠頭には、更に大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」、「コンドポガ」が係留され、砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」は投錨停泊地へ入った。

「近い内に北方艦隊北極グループは、ドゥディンカ港地域において、エニセイ川の無防備な海岸へ海洋揚陸部隊を上陸させる訓練へ着手します。
更に北方艦隊の部隊は、タイミル半島で重要な産業施設を防衛する兵種間演習の実施を計画しております」
セルガ
は話した。

彼は、北方艦隊の水上部隊の8度目の北極航海は、8月5日に北方艦隊主要基地セヴェロモルスクから出航して始まった事を想い起こした。
支隊は、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」、大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」、「コンドポガ」、救助曳船「パミール」、給油船「セルゲイ・オシポフ」、砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」で構成される。

北方海上航路コース上で船員は、この地域で活動するプラットフォーム「プリラズロムナヤ」を含め、救助及び対海賊へ指向される演習を実施した。



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ロシア北方艦隊の8度目の北極圏への遠距離航海は、2019年8月5日に始まりました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船部隊は北極遠征へ出発した]
参加艦船は、2018年の北極遠征とほぼ同じです。
(指揮官も同じ)

[北方艦隊北極支隊](オレグ・ゴルべフ中将)
大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」
大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」
大型揚陸艦「コンドポガ」
救助曳船「パミール」
中型海洋給油船「セルゲイ・オシポフ」
砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」


8月6日にバレンツ海で演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の北極遠征部隊はバレンツ海で演習を行なう]

8月7日、北極遠征部隊ノヴァヤゼムリャ付近へ到達し、対テロ演習を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊はノヴァヤゼムリャで対テロ演習を行なう]

8月8日には、北極海で運用される石油採掘プラットフォーム「プリラズロムナヤ」をテロリストから防衛する為の演習を実施しました。

[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊は石油採掘プラットフォーム防衛演習を行なった]

8月9日、北極遠征部隊カラ海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊はカラ海へ入った]

8月12日、北極遠征部隊ディクソン港へ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊はディクソンへ到着した]

8月13日、北極遠征部隊ディクソン港を抜錨し、エニセイ川の南下を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊はエニセイ川を南下する]
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翌8月14日、北極遠征部隊ドゥディンカ港へ到着しました。
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