ロシア海軍太平洋艦隊の小型ロケット艦ラズリーフとモローズは対空戦闘訓練を行なった


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2019年8月17日8時38分配信
【カムチャツカで太平洋艦隊の艦グループは仮想敵への高射ミサイル発射を実施した】
本日、アヴァチンスキー湾で、戦闘訓練計画に沿って、ロシア北東軍集団の水域防護艦連合部隊の小型ロケット艦「ラズリーフ」と「モローズ」で構成される打撃艦グループは、空中目標への高射ミサイル発射を実施した。
演習の枠組みで、ミサイル兵器は高射砲と共に仮想敵空中攻撃手段の攻撃を撃退し、小型ロケット艦は高空迎撃戦闘機MiG-31と対潜航空機Il-38の支援を受け、空中目標の探知、コースの追尾、破壊へ取り組んだ。
兵器の実地使用の為、小型対潜艦MPK-108とMPK-82は、打撃グループの艦の為に2基のミサイル標的「サマン」を発射した。
戦術艦グループは、成功裏に空中目標への高射ミサイル複合体「オサー」の射撃を実施した。
更に小型ロケット艦は、パッシブ妨害の設置を行なった。

プロジェクト12341小型ロケット艦「モローズ」(409)は、ウラジオストク造船工場で1985年2月17日に起工され、1989年9月23日に進水し、1989年12月30日に海軍へ納入されました。
1990年2月28日に太平洋艦隊へ編入され、正式に就役しました。

プロジェクト12341小型ロケット艦「ラズリーフ」(450)は、ウラジオストク造船工場で1986年11月1日に起工され、1991年11月16日に進水し、1991年12月31日に海軍へ納入されました。
1992年2月11日に太平洋艦隊へ編入され、正式に就役しました。
この2隻は、カムチャツカ半島のペトロパヴロフク・カムチャツキーに駐留する第114水域防備艦旅団の第66小型ロケット艦大隊に所属しています。
なお、同じく第114水域防備艦旅団の第66小型ロケット艦大隊に所属している同型艦「スメルチ」は、対艦ミサイルや76mm砲を換装する近代化改装が行なわれています。
[近代化改装されたロシア海軍太平洋艦隊の小型ロケット艦スメルチはピョートル大帝湾で高射ミサイルの発射試験を行なった]
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