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ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト06363潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーはバルト海で潜航試験を行なった

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年8月19日14時40分配信
【潜水艦「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」は初めて潜航へ取り組んだ】

『アドミラルティ造船所』で太平洋艦隊の為に建造された最初のプロジェクト636.3潜水艦「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」は、工場航行試験の枠組みで成功裏に初めての潜航を行なった。
8月19日・月曜日、同社広報サービスは発表した。


造船所の代理人は、全ての工場航行試験プログラムは1段階での遂行が計画されており、潜水艦工場へ戻る事無く試験を完了する事を指摘した。

試験は、レニングラード海軍基地の射爆場で実施され、その後、バルト艦隊の南方射爆場で実施される。
水上及び水中位置で、動力装置、航法複合体、電波位置測定複合体、通信システム、居住保障システムを含む全てのシステムが点検される。
プログラムには、速力及び機動性試験、更には潜航が含まれる。
その後、潜水艦は、発注者への引き渡しを前にした国家試験の準備の為に工場へ戻る。

「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」は、『アドミラルティ造船所』で2017年7月28日に起工され、2019年3月28日に進水した。
潜水艦は8月16日に工場航行試験へ出発した。
潜水艦海軍への引き渡しは2019年11月25日に予定されている。

太平洋艦隊の為の6隻のプロジェクト636.3「ワルシャワンカ」ディーゼルエレクトリック潜水艦の建造契約は、2016年9月の国際軍事技術フォーラム『アルミヤ』の最中に署名された。

プロジェクト636.3潜水艦は、敵の潜水艦及び水上艦との戦闘の為、更には海軍基地、沿岸連絡線の防衛の為に開発された。
潜水艦の全長は73メートル、幅10メートル、限界潜航深度300メートル、水中速力20ノット、自立航行期間45日。
乗組員52名。
潜水艦は、6門の口径533mm魚雷発射管、機雷、打撃ミサイル複合体「カリブル」で武装する。



[プロジェクト06363潜水艦(黒海艦隊)]
ロシア海軍の為のプロジェクト06363潜水艦は、現在、黒海艦隊向けの6隻が2014年~2016年に就役しています。
全てサンクトペテルブルク『アドミラルティ造船所』で建造されています。
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プロジェクト06363は、プロジェクト877(キロ級)の輸出型プロジェクト636を更に改良したタイプであり、今後建造される第5世代通常動力潜水艦「カリーナ」級の開発設計作業の成果も一部取り入れられています。

プロジェクト06363潜水艦は、有翼ミサイル「カリブル」を標準装備しています。
(533mm魚雷発射管から発射する)

黒海艦隊06363は、既にシリア有翼ミサイル「カリブル」を実戦使用しています。
[ロシア海軍はシリアのテロ組織へ100発の巡航ミサイル"カリブル"を発射した]


[プロジェクト06363潜水艦(太平洋艦隊)]
そして太平洋艦隊向けにも6隻の06363潜水艦『アドミラルティ造船所』で建造される事になり、建造契約は2016年9月7日に締結されました。
[サンクトペテルブルクのアドミラルティ造船所はロシア海軍太平洋艦隊の為の6隻のプロジェクト06363潜水艦の建造契約を締結した]

2017年7月28日に最初の2隻~「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」「ヴォルホフ」が同時に起工されました。

[ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト06363潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーとヴォルホフはサンクトペテルブルクで起工された]

B-274「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」は、2019年3月28日に進水しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト06363潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーはサンクトペテルブルクで進水した]

その後、『アドミラルティ造船所』で艤装が行なわれ、8月16日に最初の航行試験へ出発しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト06363潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーは洋上試験を開始した]


8月19日には最初の潜航試験を行ないました。

現在の所、「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」は、2019年12月末にロシア海軍への引き渡しが予定されています。
[ロシア海軍太平洋艦隊は2019年に2隻の巡航ミサイル"カリブル"搭載艦を受け取る]


この他、太平洋艦隊所属のプロジェクト877潜水艦の一部も近代化改装が行なわれています。
[近代化改装を終えた潜水艦コムソモリスク・ナ・アムーレはロシア海軍太平洋艦隊へ再就役した]
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