ロシア海軍の為のブヤン-M小型ロケット艦8番艦イングシェチアは黒海へ回航された

『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年8月22日11時48分配信
【小型ロケット艦「イングシェチア」は試験の為に黒海艦隊へ回航された】
『ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』で建造されたプロジェクト21631(コード名「ブヤン-M」)小型ロケット艦「イングシェチア」は、艤装及び試験実施の為、黒海へ回航された。
8月22日・木曜日に『軍事展望』が伝えたように、小型ロケット艦は2019年末までに黒海艦隊への編入が計画されている。
「イングシェチア」は、プロジェクト21631艦シリーズの8番目である。
それは2014年8月にゼレノドリスク工場で起工され、2019年6月に進水した。
当初、同艦は2018年10月の就役が計画されていたが、プロジェクト21631小型ロケット艦「ヴイシニー・ヴォロチョーク」及び「オレホヴォ・ズエヴォ」の引き渡し時期が延期され、海軍への補充が2018年になったが故に、「イングシェチア」の建造完了も1年遅れる事になった。
プロジェクト21631(コード名「ブヤン-M」)小型ロケット艦は、多目的の「河川-海」クラスの艦である。
艦は、最新の長射程汎用ミサイル複合体「カリブル-NK」を含む最新の風貌の砲、ミサイル、対水中工作防衛、高射及び電波電子兵装を装備する。
プロジェクト21631小型ロケット艦の排水量は949トン、全長75メートル、幅11メートル。
最大速力25ノット。航続距離2500海里、自立航行期間10日。乗組員52名。
プロジェクト21631「ブヤン-M」小型ロケット艦の8番艦「イングシェチア」は、ゼレノドリスクの『ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』で2014年8月29日に起工されました。

それから約5年経った2019年6月11日に進水しました。
[ロシア海軍の為のブヤン-M小型ロケット艦8番艦イングシェチアは進水した]
2019年8月中旬、ロシア内陸水路経由でゼレノドリスクから黒海沿岸へ回航されました。


今後、「イングシェチア」は黒海で洋上試験を行ないます。
「イングシェチア」は、2019年末までにロシア海軍への引き渡しが予定されており、引き渡し後は黒海艦隊へ編入されます。
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