ロシア海軍のカラクルト級小型ロケット艦3番艦シクヴァル改めオジンツォボは2019年9月末に係留試験を開始する

『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年8月26日14時55分配信
【第3のプロジェクト22800小型ロケット艦は9月に試験を開始する】
プロジェクト22800(コード名「カラクルト」)小型ロケット艦の第2の生産艦「オジンツォボ」は、9月末までに係留試験を開始する。
『Mil.Press FlotProm』は海軍の消息筋より伝えられた。
対談者は、「オジンツォボ」が工場航行試験の為にラドガ湖へと去るのは、10月末~11月初頭に計画されている事を付け加えた。
他のシリーズ艦のように、小型ロケット艦の試験はラドガ湖で始まり、バルト海で完了する。
国際海軍サロン-2019の最中にプロジェクトの設計主任ドミトリー・ツイムリャコフが話したように、第3の「カラクルト」は、シリーズ中初めて強化された兵装を得る。
具体的には、高射ミサイル砲複合体「パーンツィリ」である。
彼は、シリーズは大量になり、艦は完全に国内業界の力で建造できる事を強調した。
小型ロケット艦「オジンツォボ」は、「シクヴァル」の名前で2016年7月29日に起工された。
それは2018年5月に進水した。
8月の以前、『Mil.Press FlotProm』は、シリーズ第2の艦「ソヴィェツク」は10月に聖アンドレイ旗を掲揚すると伝えた。
最初の2隻の「カラクルト」はバルト艦隊の為に意図されている。
3番艦は北方艦隊への増強が計画されている。
[『Mil.Press FlotProm』参照]
プロジェクト22800小型ロケット艦の開発者は、中央海洋設計局『アルマーズ』である。
「オジンツォボ」は、近代化された76.2mm砲AK-176MA、高射ミサイル砲複合体「パーンツィリ-M」、打撃ミサイル複合体「カリブル-NK」で武装する。
艦の排水量は800トン、船体長67メートル、幅11メートル。
速力30ノット、航続距離2500海里、自立航行期間15日。
小型ロケット艦の動力は国内製である。
それは、3基のディーゼルM-507D-1と3基のディーゼル発電機DGAS-315が含まれる。
海軍は、このような艦を総計23隻受領する計画である。
プロジェクト22800「カラクルト」小型ロケット艦の3番艦「シクヴァル」は、2016年7月29日にサンクトペテルブルク近郊の『ペラ』造船所で起工されました。

[ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦シクヴァルは起工された]
「シクヴァル」は2018年5月5日に進水しました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800カラクルト級小型ロケット艦の3番艦シクヴァルは進水した]
その後、「シクヴァル」は「オジンツォボ」と改名されました。

「オジンツォボ」は2019年9月末までに造船所の岸壁で係留試験を開始し、2019年10月末~11月初頭にはラドガ湖で航行試験を開始します。
「オジンツォボ」のロシア海軍への引き渡しは2020年に予定されており、北方艦隊へ配備されます。
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