fc2ブログ

ロシア海軍黒海艦隊の新鋭水上艦は黒海で射撃演習を行なう

『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2019年8月28日10時37分配信
【ロシア海軍の10隻の戦闘艦は黒海でミサイル及び砲射撃を実施する】
モスクワ、8月28日、インタファクス

10隻の戦闘艦は演習実施の為にセヴァストーポリ及びノヴォロシースクから出航した。
黒海艦隊は発表した。

「乗組員は仮想敵水上艦との海上戦闘を行ない、艦を模した盾船標的へのミサイル及び砲射撃を実施します」
『インタファクス』
が水曜日に受け取った声明では、こう述べられている。

演習には、フリゲート「アドミラル・マカロフ」、小型ロケット艦「ヴイシニー・ヴォロチョーク」、「オレホヴォ・ズエヴォ」、哨戒艦「ドミトリー・ロガチョフ」、海洋掃海艦「ジェレズニャコフ」、「ヴィツェ・アドミラル・ザハリン」の関与が計画されている。
「合計で10隻の艦になります」
黒海艦隊
は通知した。

艦隊本部によると、黒海艦隊艦船部隊の機動演習は「南方軍管区司令官の統制下の指揮参謀演習の枠組みでの総合試験として実施されます」

以前、クリミア半島、クラスノダール地方、ロストフ州及びヴォルゴドンスク州に位置する黒海エリアの6ヶ所の戦闘訓練射爆場で演習が実施されると報じられた。
これには、8000名以上の将兵が参加し、200両以上の戦闘車両及び特殊車両、30機の航空機及びヘリコプター、10隻の艦及び支援船が関わる。



19-0828a.jpg
プロジェクト11356Rフリゲート3番艦「アドミラル・マカロフ」(2017年12月27日就役)は、2018年11月から2019年3月まで地中海東部へ派遣されていました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"はセヴァストーポリへ帰投した]

19-0828b.jpg
プロジェクト21631「ブヤン-M」小型ロケット艦の6番艦「ヴイシニー・ヴォロチョーク」(2018年6月1日就役)は、2018年8月から11月まで地中海東部へ派遣されていました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭小型ロケット艦ヴイシニー・ヴォロチョークは地中海を去った]

19-0828c.jpg
プロジェクト21631「ブヤン-M」小型ロケット艦の7番艦「オレホヴォ・ズエヴォ」(2018年12月10日就役)は、2019年3月から6月まで地中海東部へ派遣されていました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新小型ロケット艦オレホヴォ・ズエヴォは地中海東部(シリア沖)からセヴァストーポリへ帰投した]

19-0828d.jpg
プロジェクト22160哨戒艦の2番艦「ドミトリー・ロガチョフ」(2019年6月11日就役)は、就役後、黒海で慣熟訓練を行なっていました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭哨戒艦ドミトリー・ロガチョフは海上戦闘訓練を行なった]

19-0828e.jpg
プロジェクト12660「ルビーン」海洋掃海艦の1番艦「ジェレズニャコフ」(1988年12月30日就役)は、2019年3月に長期修理を完了して現役に復帰しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦ジェレズニャコフはオーバーホールを完了した]

19-0828f.jpg
プロジェクト02668「アガート」海洋掃海艦「ヴィツェ・アドミラル・ザハリン」(2009年1月17日就役)は、2019年4月から7月まで地中海東部へ派遣されていました。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦ヴィツェ・アドミラル・ザハリンは地中海を去った]

これらの艦を含む10隻の黒海艦隊の艦船は、2019年8月末から黒海で実弾射撃を含む演習を行ないます。
関連記事
スポンサーサイト