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ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ・アドミラル・クラコーフをクラスノヤルスク地方知事が訪れた

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年8月29日19時47分配信
【大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」をクラスノヤルスク地方知事が訪れた】

本日(8月29日)、連邦の重要な北極海港ドゥディンカに滞在している北方艦隊大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」を、クラスノヤルスク地方知事アレクサンドル・ウススが訪れた。
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北方艦隊将兵は、ゲストの為に、艦の歴史と、その航海、基礎モデル兵装と軍事船員の勤務条件について知る広大な見学旅行を用意した。

北方艦隊艦船支隊が初めてドゥディンカ港へ入ったのは2015年9月であった。
2017年、北方艦隊将兵は、ここで同様に大量の艦船を移動させた。
この時、大型対潜艦「セヴェロモルスク」は、初めてエニセイ川の移動を行なった。

北方艦隊艦・支援船支隊の8度目の北極航海は、北方艦隊主要基地セヴェロモルスクから出航した8月5日に始まった。
支隊は、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」、大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」、「コンドポガ」、救助曳船「パミール」、給油船「セルゲイ・オシポフ」、砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」で構成される。

航海は、コラ多種戦力小艦隊司令官オレグ・ゴルべフ中将の将旗の下で行なわれている。



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ロシア北方艦隊の8度目の北極圏への遠距離航海は、2019年8月5日に始まりました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船部隊は北極遠征へ出発した]
参加艦船は、2018年の北極遠征とほぼ同じです。
(指揮官も同じ)

[北方艦隊北極支隊](オレグ・ゴルべフ中将)
大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」
大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」
大型揚陸艦「コンドポガ」
救助曳船「パミール」
中型海洋給油船「セルゲイ・オシポフ」
砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」


8月6日にバレンツ海で演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の北極遠征部隊はバレンツ海で演習を行なう]

8月7日、北極遠征部隊ノヴァヤゼムリャ付近へ到達し、対テロ演習を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊はノヴァヤゼムリャで対テロ演習を行なう]

8月8日には、北極海で運用される石油採掘プラットフォーム「プリラズロムナヤ」をテロリストから防衛する為の演習を実施しました。

[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊は石油採掘プラットフォーム防衛演習を行なった]

8月9日、北極遠征部隊カラ海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊はカラ海へ入った]

8月12日、北極遠征部隊ディクソン港へ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊はディクソンへ到着した]

8月13日、北極遠征部隊ディクソン港を抜錨し、エニセイ川の南下を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊はエニセイ川を南下する]
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翌8月14日、北極遠征部隊ドゥディンカ港へ到着しました。


[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊はドゥディンカ港へ到着した]
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8月17日、2隻の大型揚陸艦に乗ってきた海軍歩兵(キルケネス赤旗授与・第61独立海軍歩兵旅団)及び北極圏旅団(第80独立自動車化射撃兵旅団)の将兵は、ドゥディンカ付近で上陸演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊北極遠征部隊はエニセイ川沿岸のドゥディンカで上陸演習を行なった]

演習には、北極遠征部隊の他に、空挺軍部隊航空部隊も参加したようです。

その後も北極遠征部隊ドゥディンカ港に滞在し、8月29日にはクラスノヤルスク地方知事アレクサンドル・ヴィクトロヴィチ・ウスス氏(1954年11月3日生まれ、現在64歳)が遠征部隊旗艦の大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」を訪れました。
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