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ロシア海軍黒海艦隊はクリミア半島で上陸演習を行なった


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年8月30日20時15分配信
【黒海艦隊はクリミアのオプーク射爆場で艦、航空隊、砲兵が参加する大規模演習を実施した】

黒海艦隊フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」、「アドミラル・マカロフ」、小型ロケット艦「ミラーシュ」、哨戒艦「ドミトリー・ロガチョフ」、大型揚陸艦、海洋掃海艦を含む10隻以上の支援船、約20機の航空機、100両の戦闘車両、特殊車両、1000名以上の将兵は、クリミア「オプーク」射爆場での兵種間演習へ参加した。

試験演習で黒海艦隊海軍歩兵部隊に与えられた任務は、艦船部隊、海上航空隊、南方軍管区航空軍団の支援の下、橋頭堡の占拠を行ない、その防御を固め、移動して仮想敵の陣地へ進入し更なる攻撃を加える事に在った。

海軍歩兵の任務遂行中、敵部隊が強力の為、沿岸や空中といった様々な方向からの不意の標準外の行軍が適用され、より短時間での近隣場所の占拠と攻撃の続行を可能にした。
特に、軍団航空隊ヘリコプターMi-8が背後から攻撃し、戦術空中機動グループ空挺部隊を降下させた。

艦船部隊と航空隊は、次に、海軍歩兵を支援し、対揚陸防衛を制圧する為、沿岸目標へのミサイル及び砲射撃、爆撃を実施した。
更に艦の乗組員は、大型揚陸艦「アゾフ」からの海洋揚陸部隊の上陸のエピソードへ取り組み、機雷源を掃海し、掃海艦揚陸支隊を先導した。

仮想敵の役割は、艦隊沿岸防衛軍団の旅団と砲兵部隊が演じた。
演習計画の下で、敵の沿岸占拠を阻止し、海上目標への砲射撃を実施する課題へ取り組んだ。

黒海艦隊艦船部隊の演習は、南方軍管区司令官の統制下の指揮参謀演習の枠組みにおける総合試験として実施される。

演習は、クリミア半島、クラスノダール地方、ロストフ州及びヴォルゴドンスク州に位置する黒海エリアの6ヶ所の戦闘訓練射爆場で実施される。

演習には8000名以上の将兵が参加し、200両以上の戦闘車両及び特殊車両、30機の航空機及びヘリコプター黒海艦隊の10隻の及び支援船が関与する。



2019年8月末からロシア南方軍管区の大規模演習が始まり、黒海艦隊も参加しています。
[ロシア海軍黒海艦隊の新鋭水上艦は黒海で射撃演習を行なう]

8月30日にはクリミア半島東部のオプークで上陸演習が行なわれました。
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この演習には、地中海から戻ってきたフリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」も参加しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"はダーダネルス海峡とボスポラス海峡を通過して黒海へ入る]
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