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ロシア海軍北方艦隊の第43ロケット艦師団の新たな指揮官が任命された

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年9月28日17時39分配信
【北方艦隊司令官は海軍最大の師団司令官へ任命された地中海艦船支隊指揮官を祝福した】

北方艦隊司令官でロシア英雄アレクサンドル・モイセーエフ中将は、ロケット艦師団司令官へ任命されたアンドレイ・サロシン1等海佐を祝福した。
現在、アンドレイ・サロシン1等海佐は、地中海で遠距離航海任務を遂行している北方艦隊戦闘艦・支援船支隊の指揮官を務めている。
連合部隊の司令官の職務へ任命されるまで、彼は、北方艦隊ロケット艦師団の参謀長だった。

第43ロケット艦師団は、ロシア海軍で最も強力かつ大きな連合部隊である。
その構成には、核動力装置を有する唯一の水上戦闘艦である重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」重航空巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・クズネツォフ」、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」、有翼ミサイル「カリブル」を装備する1等フリゲートのトップ「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」、更には戦隊水雷艦「アドミラル・ウシャコーフ」が加わっている。
修理及び近代化を終えた後の重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」も、連合部隊の戦闘編制へ補充される。

アンドレイ・サロシン1等海佐は、主に北方艦隊第43ロケット艦師団で士官の昇進段階を経た。
カリーニングラード海軍高等学校卒業後、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」砲塔指揮官に任命され、ミサイル-砲戦闘部門指揮官までの過程を経た。
その後、戦隊水雷艦「アドミラル・ウシャコーフ」艦長先任補佐官となり、N.G.クズネツォフ記念海軍アカデミー卒業後、重航空巡洋艦の艦長先任補佐官、そして汎用ヘリコプター揚陸艦「ウラジオストク」(「ミストラル」型)艦長へ任命された。
2015年にロケット艦師団参謀長となった。

2016~2017年、アンドレイ・サロシン1等海佐は、シリア・アラブ共和国国際テロリストに対処する戦闘任務を遂行する地中海航空艦グループの本部の責任者となった。
今年9月、ロシア連邦大統領令により、北方艦隊第43ロケット艦司令官の職務へ任命された。

「軍における貢献」勲章、ウシャコーフ勲章、更には当局表彰を受けている。

結婚し、息子と娘が居る。
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