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ロシア海軍黒海艦隊の為のブヤン-M小型ロケット艦8番艦イングシェチアは黒海で洋上試験を開始した

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2019年9月30日11時9分配信
【黒海でミサイル「カリブル」搭載艦「イングシェチア」の試験が始まった】
モスクワ、9月30日-ロシア通信社ノーボスチ

最新の小型ロケット艦「イングシェチア」は、黒海で試験へ着手した。
月曜日、黒海艦隊情報供給部長アレクセイ・ルリョフ2等海佐は発表した。

「最新の小型ロケット艦イングシェチアの乗組員はノヴォロシースクから出航し、工場航行試験の実施へ着手しました。
艦の乗組員にとって、これは、建造及び進水後の初の自力航行となります」

彼は話した。

ルリョフは、試験中に「イングシェチア」乗組員は、動力装置、操舵装置、補助機械、通信装置、航法システム及び他のシステム、艦載機器及び兵器の信頼性を点検すると説明した。

黒海艦隊の為に建造される小型ロケット艦「イングシェチア」は、近代化された「ブヤン-M」シリーズの8番艦である。
同プロジェクト艦は増大した排水量を有し、海上および沿岸目標の撃破の為に意図されている長距離最新高精度ミサイル兵器汎用ミサイル複合体「カリブル」を装備する。
プロジェクト「ブヤン-M」の用途は、国家経済ゾーンの保護及び防護である。



プロジェクト21631「ブヤン-M」小型ロケット艦の8番艦「イングシェチア」は、ゼレノドリスク『ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』で2014年8月29日に起工されました。
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それから約5年経った2019年6月11日に進水しました。


[ロシア海軍の為のブヤン-M小型ロケット艦8番艦イングシェチアは進水した]

2019年8月中旬、ロシア内陸水路経由でゼレノドリスクから黒海沿岸へ回航されました。
[ロシア海軍の為のブヤン-M小型ロケット艦8番艦イングシェチアは黒海へ回航された]
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9月30日、「イングシェチア」ノヴォロシースク海軍基地から出航し、黒海で洋上試験を開始しました。

「イングシェチア」は、2019年末までにロシア海軍への引き渡しが予定されており、引き渡し後は黒海艦隊へ編入されます。
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