インド洋へ向かうロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは英仏海峡を通過した

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
バルト地域情報供給部(カリーニングラード市)発表
【バルト艦隊艦船支隊はラマンシュを通行した】
警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」、海洋曳船「ヴィクトール・コネツキー」、給油船「エリニヤ」で構成され、計画遠距離航海任務を遂行しているバルト艦隊艦船支隊は、パ・ド・カレー海峡、ラマンシュ海峡の通行を完了した。
承認されたルートを進む警備艦の戦闘班は、大西洋海域を航行中の組織的対潜防衛演習の枠組みで仮想敵潜水艦の捜索、探知を行なった。
バルト艦隊艦船支隊の遠距離航海は、今年のロシア国防省の国際活動計画に沿って実施される。
支隊の戦闘艦及び船には、バルト艦隊海軍歩兵連合部隊の一員である対テログループが乗っている。
艦船支隊は10月1日にバルチースク市軍港を去り、インド洋へ進路を取った。
バルト艦隊のプロジェクト11540警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は、2019年7月24日に就役10周年を迎えました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは就役10周年を迎えた]
これまでに何度もインド洋へ行った事のある「ヤロスラフ・ムードルイ」ですが、今度はインド海軍との合同演習『インドラ-2019』へ参加する事になり、10月1日にバルチースクを出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはインドへ向かった]
「ヤロスラフ・ムードルイ」に随伴する支援船は、この2隻です。
プロジェクト745MBS海洋曳船「ヴィクトール・コネツキー」(2014年1月14日就役)

プロジェクト160中型海洋給油船「エリニヤ」(1968年6月就役)

「ヤロスラフ・ムードルイ」と随伴船は、10月5日に北海へ入りました。
[インド洋へ向かうロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは北海へ入った]
10月7日までにラマンシュ海峡(英仏海峡)の通過を完了し、ビスケー湾へ出ました。
インド海軍との合同演習『インドラ-2019』は、2019年12月にインド洋で実施されます。
[ロシア海軍バルト艦隊の艦船は2019年12月に実施されるインド海軍との合同演習『インドラ-2019』へ参加する]
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