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戦略演習『グロム-2019』においてロシア海軍の原潜と水上艦は弾道ミサイルと巡航ミサイルを発射した

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2019年10月17日17時4分配信
【戦略指揮参謀演習『グロム-2019』の枠組みで戦略抑止部隊の訓練が実施された】

本日(10月17日)、ロシア連邦軍最高司令官ウラジーミル・V・プーチン指揮下の戦略指揮参謀演習『グロム-2019』の枠組みで、戦略抑止戦力を構成する地上、海上、航空部隊及び手段訓練が実施された。

訓練中に弾道ミサイル及び有翼ミサイルの実地発射が行なわれた。

バレンツ海及びオホーツク海エリアで、北方艦隊及び太平洋艦隊戦略用途ロケット潜水艦は、カムチャツカクラ射爆場及びアルハンゲリスク州チジャ射爆場への弾道ミサイル発射を行なった。
同時に、北方艦隊及びカスピ小艦隊水上艦は、バレンツ海及びカスピ海エリアから沿岸目標へ高精度有翼ミサイル「カリブル」の発射を実施した。

国立試験宇宙発射基地プレセツク移動式地上ミサイル複合体「ヤルス」班は、カムチャツカクラ射爆場への大陸間弾道ミサイルの発射を行なった。

作戦-戦術ミサイル複合体「イスカンデル」班は、南方軍管区及び東方軍管区の射爆場への有翼ミサイルの実地発射を行なった。


任務遂行には遠距離航空隊航空機Tu-95MSも参加し、コミ共和国ぺムボイ射爆場及びカムチャツカクラ射爆場空中配置有翼ミサイルの実地発射を行なった。


有翼ミサイル及び弾道ミサイルの実地発射の統制は、ロシア連邦国立防衛管理センターから行なわれた。

活動中に軍事管理組織の準備水準と、部隊を管轄する統制組織の管理および操作の作業技量の点検が行なわれた。

戦略抑止戦力の訓練中に提示された任務は、完全に遂行され、全てのミサイルは目標へ到達し、指定特性が確認された。



2019年10月15日~17日、ロシア連邦大統領(ロシア連邦軍最高司令官)ウラジーミル・プーチンの指揮下で戦略部隊の演習『グロム-2019』が実施されました。

演習最終日の10月17日にはミサイルの実弾発射が行なわれました。

北方艦隊戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦「カレリア」(プロジェクト667BDRM)は、弾道ミサイル「シネーワ」を発射しました。


太平洋艦隊弾道ミサイルを発射したのは、戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦「リャザン」(プロジェクト667BDR)です。

北方艦隊カスピ小艦隊の水上艦は有翼ミサイル「カリブル」を発射したとの事ですが、公表された動画を見る限り、「カリブル」を発射したカスピ小艦隊の水上艦は、小型ロケット艦「グラード・スヴィヤージスク」です。


「カリブル」を発射した北方艦隊の水上艦は、フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」です。


この他、北方艦隊原子力水中巡洋艦「セヴェロドヴィンスク」「カリブル」を発射しました。
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