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ロシア海軍とロシア航空宇宙軍は地中海東部で合同演習を実施した


『ロシア通信社ノーボスチ』より
2019年11月4日5時8分配信
【ロシア海軍と航空宇宙軍は地中海で演習を実施した】
タルトゥース(シリア)、11月4日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシア海軍航空宇宙軍は、地中海エリアの作戦連合部隊の戦闘準備態勢の点検の総括の枠組みで合同演習を実施した。
『ロシア通信社ノーボスチ』特派員は報告した。

演習には、5隻以上の戦闘艦及び支援船が参加した。

遠方作戦ゾーン作戦司令部の指揮官セルゲイ・トロネフ1等海佐が報道陣へ話したように、演習の主な特徴は、黒海艦隊、バルト艦隊の艦、更には支援船、沿岸ミサイル複合体「バスチオン」、航空宇宙軍の航空隊、更に黒海艦隊掃海部隊、戦闘艇を構成に含む様々なグループが参加した事に在る。

「現時点で演習の活動段階は終わっております。
ミサイル兵器、砲兵器の組織的使用へ取り組み、海軍作戦連合部隊が担当する指定ゾーンの船舶航行の防護及び保護へ取り組みました。
演習は、肯定的な成果を達成しました」
トロネフ
は話した。

「部隊は、船舶航行の安全保障、対潜、対水中工作、対空防衛、兵器使用を含め、地中海東部に居る艦船グループ及び各外国海軍の艦の追跡の課題を遂行しました」
指揮官は強調した。

彼は、(演習が)戦闘訓練活動を恒久的に実施する戦闘準備態勢の規定水準を維持する為のものであると付け加えた。

「射撃演習は単独で、そして航空隊、沿岸部隊と合同で、当然ながら海軍の艦船も参加して実施されました」
1等海佐は締め括った。



現在、地中海東部(シリア沖)には、少なくとも以下のロシア海軍の艦船が滞在しており、地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の指揮下で行動しています。

[黒海艦隊]
潜水艦「クラスノダール」
2019年3月中旬から地中海東部に滞在
潜水艦「スタールイ・オスコル」2019年4月末から地中海東部に滞在
フリゲート「アドミラル・マカロフ」:2019年10月初頭から地中海東部に滞在
海洋掃海艦「ワレンチン・ピクリ」:2019年10月中旬から地中海東部に滞在
中型偵察艦「キルディン」:2019年6月初頭から地中海東部に滞在
大型揚陸艦「アゾフ」:2019年10月末から地中海東部に滞在
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」2019年6月末から地中海東部に滞在
工作船PM-138:2019年6月末から地中海東部に滞在
対水中工作艇「キネリ」:2019年10月中旬から地中海東部に滞在
海洋曳船MB-304:2019年10月中旬から地中海東部に滞在
水路調査船「ドヌズラフ」:2019年8月下旬から地中海東部に滞在

[バルト艦隊]
警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」
2019年10月下旬から地中海東部に滞在
海洋曳船「ウラジーミル・コネツキー」:2019年10月下旬から地中海東部に滞在
中型海洋給油船「エリニヤ」:2019年10月下旬から地中海東部に滞在

今回の演習には、フリゲート「アドミラル・マカロフ」、警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」などが参加したようです。
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