ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはギリシャのピレウス港を訪れた

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2019年11月5日17時1分配信
【バルト艦隊艦船支隊はギリシャのピレウス港への業務寄港を行なった】
警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」、海洋曳船「ウラジーミル・コネツキー」、給油船「エリニヤ」で構成されるバルト艦隊艦船支隊は、ピレウス港(ギリシャ)への業務寄港を行なった。
バルト艦隊船員の訪問の主な目的は、物資の補充、聖アンドレイ旗のデモンストレーション、国際協力の維持、沿岸での乗組員の短期間の休養である。
艦は港へ4日間滞在する。
上陸した乗組員は、アテネへのバス旅行を行ない、20世紀にギリシャ首都の近郊となったピレウスの名所を見学する。
ピレウスへの業務寄港完了後、バルト艦隊艦船支隊は、地中海で意図された任務の遂行を続ける。
バルト海から地中海への海上移動において船員は8000海里以上を走破し、シリアのタルトゥース港を訪れた。
支隊の戦闘艦及び船には、バルト艦隊海軍歩兵連合部隊の対テログループが乗っている。
これに加え、警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は艦上ヘリコプターKa-27を搭載する。
警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」、海洋曳船「ウラジーミル・コネツキー」、給油船「エリニヤ」で構成されるバルト艦隊艦船支隊は、計画遠距離航海任務を遂行する為、10月1日にバルチースク軍港を去り、インド洋へ進路を取った。
バルト艦隊のプロジェクト11540警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は、2019年7月24日に就役10周年を迎えました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは就役10周年を迎えた]
これまでに何度もインド洋へ行った事のある「ヤロスラフ・ムードルイ」ですが、今度はインド海軍との合同演習『インドラ-2019』へ参加する事になり、10月1日にバルチースクを出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはインドへ向かった]
「ヤロスラフ・ムードルイ」に随伴する支援船は、この2隻です。
プロジェクト745MBS海洋曳船「ヴィクトール・コネツキー」(2014年1月14日就役)

プロジェクト160中型海洋給油船「エリニヤ」(1968年6月就役)

「ヤロスラフ・ムードルイ」と随伴船は、10月5日に北海へ入りました。
[インド洋へ向かうロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは北海へ入った]
10月7日までにラマンシュ海峡(英仏海峡)の通過を完了し、ビスケー湾へ出ました。
[インド洋へ向かうロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは英仏海峡を通過した]
10月11日までにジブラルタル海峡の通過を完了し、地中海へ入りました。
[インド洋へ向かうロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは地中海へ入った]
10月13日に地中海西部海域で給油船からの洋上補給を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2019年10月13日13時54分配信
【バルト艦隊の警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は地中海で物資を補充した】
10月21日にキプロスのリマソール港へ入港しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはキプロスのリマソール港へ入港した]
10月25日にリマソール港を出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはキプロスを去った]
10月28日にシリアのタルトゥース港へ入りました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはシリアを訪れた]
11月初頭には地中海東部の演習へ参加しました。
[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍は地中海東部で合同演習を実施した]
そして11月5日にギリシャのピレウス港を訪れました。
インド海軍との合同演習『インドラ-2019』は、2019年12月にインド洋で実施されます。
[ロシア海軍バルト艦隊の艦船は2019年12月に実施されるインド海軍との合同演習『インドラ-2019』へ参加する]
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