ロシア海軍太平洋艦隊の通常動力潜水艦は日本海で魚雷攻撃訓練を行なった
- カテゴリ:プロジェクト877潜水艦(キロ級)

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2019年11月6日5時28分配信
【太平洋艦隊のディーゼル潜水艦は日本海で仮想敵の艦船支隊への魚雷攻撃を実施した】
戦闘訓練計画に沿って、太平洋艦隊の沿海地方多種戦力小艦隊のディーゼル潜水艦の1隻は、演習実施中に日本海エリアで仮想敵の対潜打撃グループ及び艦船支隊を攻撃した。
対潜航空隊の航空機IL-38が支援する小型対潜艦「コレーエツ」及び「メチェーリ」で構成される対潜打撃艦グループは、ピョートル大帝湾の戦闘訓練射爆場で潜水艦の捜索を行なった。
対潜部隊の積極的な活動にも関わらず、潜水艦は隠密裏に海域へ進入し、2基の実弾魚雷で戦術グループを成功裏に攻撃した。
その後、潜水艦は、小型対潜艦に加え、大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」を含む仮想敵艦支隊を攻撃する課題を解決した。
この演習のエピソードでは、実地魚雷射撃を除き、攻撃へ入る際の行動の全ての方法へ実地に取り組んだ。

ロシア太平洋艦隊の通常動力潜水艦(プロジェクト877)は、現在、全てウラジオストク南部のウリス湾に駐留する第19潜水艦旅団に所属しています。
[第19潜水艦旅団]
B-394「ヌルラト」(1988年12月30日就役)修理中
B-464「ウスチ・カムチャツク」(1990年1月30日就役)
B-494「ウスチ・ボリシェレツク」(1990年12月30日就役)
B-187「コムソモリスク・ナ・アムーレ」(1991年12月30日就役)近代改装後、2017年1月27日に再就役
B-190「クラスノカメンスク」(1992年12月30日就役)
B-345「モゴーチャ」(1994年1月22日就役)
これらの潜水艦は、日本海で哨戒任務へ就く以外に、太平洋艦隊の艦船や航空機が対潜戦闘訓練を行なう際の「相手役」も務めています。
更には、潜水艦同士で「対決」する事も有ります。
[ロシア海軍太平洋艦隊の通常動力潜水艦2隻は日本海で『対決』した]
今回は、上記の6隻の内の1隻(艦名非公表)が対潜艦グループを相手に魚雷攻撃訓練を行ないました。
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