ロケット艦ダゲスタンはロシア海軍へ引き渡された
- カテゴリ:ロシア海軍カスピ小艦隊
2012年11月28日、プロジェクト11661Kロケット艦(ゲパルト級)2番艦「ダゲスタン」がロシア海軍へ引き渡されました。

株式会社『A.M.ゴーリキー記念ゼレノドリスク工場』公式サイトより
2012年11月28日
【ロケット艦「ダゲスタン」海軍旗掲揚式典が行なわれた】
2012年11月28日、マハチカラ商業港において、カスピ小艦隊へ最新ロケット艦「ダゲスタン」が引き渡された。
同艦は、株式会社「A.M.ゴーリキー記念ゼレノドリスク工場」(現在は株式会社ホールディングカンパニー「アク-バルス」のグループ会社)で建造された。
こうして、プロジェクト11661Kの2番艦はロシア海軍の編制へ加入した。
「ダゲスタン」は、1番艦「タタールスタン」~カスピ小艦隊旗艦~に比べて、全体的に改善されている。
「ダゲスタン」海軍旗掲揚式典には、ダゲスタン共和国大統領マゴメドサラム・マゴメドフ、カスピ小艦隊司令官セルゲイ・アレクミンスキー少将、株式会社ホールディングカンパニー「アク-バルス」総取締役イワン・エゴーロフ、株式会社「A.M.ゴーリキー記念ゼレノドリスク工場」総取締役レナート・ミスタホフが出席した。
プロジェクト11661Kロケット艦の2番艦「ダゲスタン」は、1990年5月5日に起工されました。
元々はインド海軍向けとして建造されていたのですが、1995年にインドが発注をキャンセルした為、工事は中断されました。
その後、ロシア海軍が引き取る事になり、工事は再開され、2011年4月4日に進水しました。


[「ゲパルト」級2番艦「ダゲスタン」近況]
その後、黒海へ回航されて工場航海試験を行なっている最中、ノヴォロシースクで嵐の為に損傷し、2011年末の就役は延期される事になりました。
[「ゲパルト」級2番艦「ダゲスタン」修理費負担問題]
修理後、引き続き黒海で就役前の国家試験を実施しており、今年7月初頭にカスピ海へ移動しました。
[ゲパルト級警備艦ダゲスタンは今年7-8月に就役する]
[ゲパルト級警備艦ダゲスタンは2012年夏に就役できる]
[ゲパルト級警備艦ダゲスタンはカリブルの発射試験を行なった]
[カスピ小艦隊に2隻の新型艦が補充される]
その後、カスピ海で「カリブル」有翼ミサイルの試射に成功しました。

7月29日のロシア海軍記念日観艦式には、姉妹艦「タタールスタン」と共に参加しました。
「ダゲスタン」

「タタールスタン」

「タタールスタン」(左)と「ダゲスタン」(右)

そして2012年11月28日、ロシア連邦海軍へ引き渡され、カスピ小艦隊へ編入されました。
「ダゲスタン」は、1番艦「タタールスタン」と兵装が異なっています。
「タタールスタン」は対艦ミサイル複合体「ウラン」を装備していましたが、
「ダゲスタン」は有翼ミサイル複合体「カリブル」に換装されています。
3S14E「カリブル-NK」垂直発射機


[巡航ミサイル「カリブル」対地攻撃型は2500kmの最大射程を有する]
この他、1番艦で装備されていた高射ミサイル複合体「オーサ-MA2」は廃止されています。
更に、近接防御用として新型の高射ミサイル砲複合体「パラシ」を装備しています。

ゲパルト級ロケット艦はベトナム海軍向けにも2隻が建造されており、2隻とも2011年にベトナムへ引き渡されています。
こちらは、輸出用のプロジェクト11661E「ゲパルト3.9」です。
ゼレノドリスク工場で建造中の2隻

1番艦「ディン・ティエン・ホアン」

2番艦「ル・タイ・トー」

株式会社『A.M.ゴーリキー記念ゼレノドリスク工場』公式サイトより
2012年11月28日
【ロケット艦「ダゲスタン」海軍旗掲揚式典が行なわれた】
2012年11月28日、マハチカラ商業港において、カスピ小艦隊へ最新ロケット艦「ダゲスタン」が引き渡された。
同艦は、株式会社「A.M.ゴーリキー記念ゼレノドリスク工場」(現在は株式会社ホールディングカンパニー「アク-バルス」のグループ会社)で建造された。
こうして、プロジェクト11661Kの2番艦はロシア海軍の編制へ加入した。
「ダゲスタン」は、1番艦「タタールスタン」~カスピ小艦隊旗艦~に比べて、全体的に改善されている。
「ダゲスタン」海軍旗掲揚式典には、ダゲスタン共和国大統領マゴメドサラム・マゴメドフ、カスピ小艦隊司令官セルゲイ・アレクミンスキー少将、株式会社ホールディングカンパニー「アク-バルス」総取締役イワン・エゴーロフ、株式会社「A.M.ゴーリキー記念ゼレノドリスク工場」総取締役レナート・ミスタホフが出席した。
プロジェクト11661Kロケット艦の2番艦「ダゲスタン」は、1990年5月5日に起工されました。
元々はインド海軍向けとして建造されていたのですが、1995年にインドが発注をキャンセルした為、工事は中断されました。
その後、ロシア海軍が引き取る事になり、工事は再開され、2011年4月4日に進水しました。


[「ゲパルト」級2番艦「ダゲスタン」近況]
その後、黒海へ回航されて工場航海試験を行なっている最中、ノヴォロシースクで嵐の為に損傷し、2011年末の就役は延期される事になりました。
[「ゲパルト」級2番艦「ダゲスタン」修理費負担問題]
修理後、引き続き黒海で就役前の国家試験を実施しており、今年7月初頭にカスピ海へ移動しました。
[ゲパルト級警備艦ダゲスタンは今年7-8月に就役する]
[ゲパルト級警備艦ダゲスタンは2012年夏に就役できる]
[ゲパルト級警備艦ダゲスタンはカリブルの発射試験を行なった]
[カスピ小艦隊に2隻の新型艦が補充される]
その後、カスピ海で「カリブル」有翼ミサイルの試射に成功しました。

7月29日のロシア海軍記念日観艦式には、姉妹艦「タタールスタン」と共に参加しました。
「ダゲスタン」

「タタールスタン」

「タタールスタン」(左)と「ダゲスタン」(右)

そして2012年11月28日、ロシア連邦海軍へ引き渡され、カスピ小艦隊へ編入されました。
「ダゲスタン」は、1番艦「タタールスタン」と兵装が異なっています。
「タタールスタン」は対艦ミサイル複合体「ウラン」を装備していましたが、
「ダゲスタン」は有翼ミサイル複合体「カリブル」に換装されています。
3S14E「カリブル-NK」垂直発射機


[巡航ミサイル「カリブル」対地攻撃型は2500kmの最大射程を有する]
この他、1番艦で装備されていた高射ミサイル複合体「オーサ-MA2」は廃止されています。
更に、近接防御用として新型の高射ミサイル砲複合体「パラシ」を装備しています。

ゲパルト級ロケット艦はベトナム海軍向けにも2隻が建造されており、2隻とも2011年にベトナムへ引き渡されています。
こちらは、輸出用のプロジェクト11661E「ゲパルト3.9」です。
ゼレノドリスク工場で建造中の2隻

1番艦「ディン・ティエン・ホアン」

2番艦「ル・タイ・トー」

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