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太平洋艦隊はヘリ空母ミストラルの為の基地建設を準備する

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
【太平洋艦隊と「ロシア特殊製造」はミストラルの受け取りを準備する】
モスクワ、12月7日-ロシア通信社ノーボスチ

太平洋艦隊工学サービスと「ロシア特殊製造」社は、合同でウラジオストク港に「ミストラル」型軍艦の基地を提供する為の水工施設の設計及び建設を準備する。
東方軍管区・太平洋艦隊の広報サービス・情報供給課長ローマン・マルトフ1等海佐は金曜日に発表した。

以前、国防省は、フランスに発注したヘリコプター空母「ミストラル」型の基地として、2つの案~ウラジオストク沿海地方フォーキノ~を検討していると報じられた。

「現在、ロシア特殊製造は太平洋艦隊海洋工学サービスと合同で、ウラジオストク港にミストラル型軍艦の基地を提供する水工施設の設計及び建設の為の工学調査作業を行なっています」
マルトフは話した。

彼は、ウラジオストク中央に在る係留所が沿岸設備強化のために大規模な近代化を行なった事を指摘した。
「最新の複合係留設備は、太平洋艦隊の全ての既存のタイプの艦だけではなく、2020年までに軍備採用される艦も受け入れる事が出来ます」
士官は説明した。

彼によると、再建中に「ロシア特殊製造」の支社の専門技術者は、実際に新たな「係留フロント」を作成し、全ての通信設備を置き換え、駐留所を提供し、現代の必要条件に従い、停泊中の排水システムを作成した。
「近代化が行なわれた結果、艦は気象条件に依存しない駐留所での安全が提供されました」
マルトフは総括した。
(2012年12月7日9時38分配信)


『ロシア連邦国防省公式サイト』より。
ロシア連邦軍東方軍管区広報サービス発表
2012年12月7日12時42分配信
【太平洋艦隊主要基地の9係留所は近代化された】
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[ヘリ空母ミストラル型]
[ヘリ空母ミストラル型(旧ブログ)]
[ロシア海軍向けミストラル型の詳細が公表された]

記事中で述べられていますが、ウラジオストク中央(つまり金角湾)の水上艦係留所は大規模な近代化が行なわれました。
[ウラジオストク金角湾の水上艦係留所は再建される]
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これに続き、今度は、太平洋艦隊に配属されるヘリコプター空母「ミストラル」型の為の基地設備の建設が準備されるという事です。
[ヘリ空母ミストラル型はウラジオストク市へ配置される]
[ヘリ空母ミストラルのウラジオストク(ウリス湾)配備には2-3億ルーブルを要する]

基地の建設には、フランスも協力を申し出ています。
[フランスはヘリ空母ミストラルの為の極東の基地建設に協力する]

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ロシア海軍向け「ミストラル」型1番艦「ウラジオストク」は、今年2月1日にフランスのサン-ナゼール造船所で起工されました。
[ロシア海軍向けヘリ空母「ミストラル」型1番艦は起工される]

ただし、船体後部はロシアのサンクト-ペテルブルク市の「バルト工場」で建造されます。
[バルト工場はヘリ空母ウラジオストクの船体を起工した]

1番艦「ウラジオストク」は、2013年9月進水予定です。
[ヘリ空母ウラジオストクは2013年9月に進水する]

ロシア海軍への引き渡しは2014年を予定しています。
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