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ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは、2019年12月12日の火災により致命的な損傷は受けておらず、修復及び近代化されて復帰する

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2019年12月16日13時23分配信
【航空母艦「アドミラル・クズネツォフ」は火災の結果により致命的な損傷は受けておらず、修復される-『統合造船業営団』トップ】
モスクワ、12月16日、インタファクス

重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」は火災の結果により致命的な損傷を受けておらず、それは修復され、ロシア海軍へ復帰する。
『インタファクス』は月曜日に『統合造船業営団』総裁アレクセイ・ラフマノフより伝えられた。

「艦は浮いているじゃないですか。
安定性も失われていませんしね。
つまり、(艦は)生きているという事ですよ」

『統合造船業営団』トップは、12月12日の火災の結果、艦は致命的な損傷を受けたのかどうかという質問に答え、こう話した。

ラフマノフは、火災による艦の損害の判定には、追加の時間が必要であると言った。
「室内からの有毒物質除去が続いておりますが故に、その状態を完全に判定する機会は未だ提示されておりません。
暫くは時間が掛かるでしょう。
私は考えるのも恐ろしいのですが、損害の規模と、その他全てについての詳細な話は、数週間後になるでしょう」
『統合造船業営団』
トップは発言した。

「今、この2つに関するデータ:技術的準備状態の回復の時期及び費用について、あらゆる楽観的並びに悲観的なコメントは控えたいと思います」
ラフマノフ
は話した。

12月12日、ムルマンスク工場で修理中の航空母艦「アドミラル・クズネツォフ」で火災が発生した。
予備データによると、火災は溶接作業中に起こった。
それは一昼夜で消火された。
火災の結果、2名が死亡し、更に14名が負傷した。

以前、ラフマノフ『インタファクス』へ、航空母艦の火災の損害の予備判定は、次週半ばになると言った。

艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』は、2018年4月に航空母艦の技術的準備状態の回復及び近代化の国家契約を軍と締結した。
契約によると、航空母艦は2022年にロシア北方艦隊へ復帰しなければならない。

重航空巡洋艦は1982年に黒海造船工場の船台で起工された。
艦は50機以上の飛行装置を搭載できる。
その兵装は、有翼対艦ミサイル「グラニート」高射ミサイル複合体「クリノーク」、高射ミサイル砲複合体「カシターン」、自動艦載砲、更には対水中兵器システムで構成される。

伝えられているように、近代化中に「アドミラル・クズネツォフ」は、対空防衛複合体「パーンツィリ」の海上版、新たなボイラー、ポンプ、新たな飛行システム及び通信システムを得る。
艦には、主動力タービンの追加修理が控えている。



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2019年12月12日10時16分(モスクワ時間)、ムルマンスク第35艦船修理工場で近代化改装工事中の重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の第1発電機区画での溶接作業中に火災が発生しました。
[近代化改装工事中の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフで火災が発生した]
[ロシア海軍の航空母艦アドミラル・クズネツォフ火災事故(2019年12月12日)続報]
[ロシア海軍の航空母艦アドミラル・クズネツォフ火災事故(2019年12月12日)続報(その2)]
火災は24時間以内に鎮火されましたが、乗組員の士官2名が死亡し、他に14名が火災発生時の有毒ガスによる中毒で入院しました。

今回の火災により、「アドミラル・クズネツォフ」は第1発電機区画が全焼しましたが、無論、修理及び近代化改装作業は続行されます。
無論言うまでもなく、このまま廃艦になる可能性などゼロどころかマイナスですらありますが、この件に関し、根も葉もないデマを流布している者が居ます。


ブログ『世界のニュース トトメス5世』より
2019年12月16日配信
【ロシア唯一の空母アドミラル・クズネツォフが廃艦、火災と老朽化で修理不可能】
言うまでも無く、このページに書かれている事は、固有名詞を除いては何一つ正しい箇所は有りません。
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少し、頭冷やそうか・・・
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