ロシア海軍の為のヤーセン-M級原子力水中巡洋艦ノヴォシビルスクは2019年12月25日に進水する
『タス通信』より
2019年12月20日配信
【プロジェクト「ヤーセン-M」原子力潜水艦の最初の生産艦「ノヴォシビルスク」は12月25日に進水する】
セヴェロドヴィンスク/アルハンゲリスク州、12月20日/タス通信
プロジェクト885M「ヤーセン-M」原子力潜水艦の最初の生産艦「ノヴォシビルスク」は12月25日に進水する。
金曜日、『タス通信』は、創立80周年を迎える企業へ捧げられる行事が始まる前に『セヴマシュ』のトップ、ミハイル・ブドニチェンコより伝えられた。
「ノヴォシビルスクの造船台からの出渠及び進水式典は、『セヴマシュ』で12月25日に開催されます」
彼は話した。
ブドニチェンコは、2隻のプロジェクト885M「ヤーセン-M」原子力潜水艦の建造契約が2019年に署名され、2020年5月9日に起工されると述べた。
「2隻の新たなヤーセン-Mの起工は、戦勝記念日の2020年5月9日に行なわれます」
彼は話した。
現在、海軍にはプロジェクト885「ヤーセン」原子力潜水艦「セヴェロドヴィンスク」が在籍している。
プロジェクト885M「ヤーセン-M」潜水艦のトップ「カザン」は試験を行なっている。
その海軍への引き渡しは2020年に予定されている。
現在、『セヴマシュ』(『統合造船業営団』へ加入)では、5隻のプロジェクト885M原子力潜水艦が様々な建造段階に在る。
2019年には更なる2隻の同プロジェクト潜水艦の建造契約へ署名された。
プロジェクト885/885M潜水艦は、有翼ミサイル「カリブル-PL」と「オーニクス」を搭載する。
将来的には、極超音速ミサイル「ツィルコン」を得る。
以前、防衛産業企業体の情報提供者は、2020年に起工される「ヤーセン-M」は、初めて飛翔距離が4500kmに増加した有翼ミサイル「カリブル-M」で武装すると『タス通信』へ伝えた。
[プロジェクト885ヤーセン原子力水中巡洋艦 ]
プロジェクト885原子力水中巡洋艦「ヤーセン」シリーズの3番艦K-573「ノヴォシビルスク」(プロジェクト885M「ヤーセン-M」としては2隻目)は、2013年7月26日にセヴェロドヴィンスクの『セヴマシュ』造船所で起工されました。
[ヤーセン級多用途原潜3番艦ノヴォシビルスクは起工された]
起工後、まず船体の製造作業が進められ、2014年8月には船体の水圧試験が行なわれました。
[ヤーセン級多用途原潜ノヴォシビルスクの船体の水圧試験が行なわれた]
その後の建造工事の進捗状況は明らかにされていませんでしたが、2019年12月25日に進水式典が開催される事になりました。
現在の所、「ノヴォシビルスク」は2020年末にロシア海軍への引き渡しが予定されています。
[ヤーセン-M級原子力水中巡洋艦ノヴォシビルスクは2020年にロシア海軍へ引き渡される]
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