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ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は母港セヴェロモルスクへ帰投した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年12月26日20時16分配信
【フリゲート「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」は、ミサイル兵器試験準備の第1段階を経てセヴェロモルスクへ到着した】

プロジェクト22350フリゲートのトップ「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」は、白海海軍基地におけるミサイル兵器試験準備の第1段階を経てセヴェロモルスクへ到着した。

白海からバレンツ海への移動時に艦は、水上艦の錬成戦闘訓練の個々の要素へ取り組んだ。
バレンツ海の艦隊戦闘訓練射爆場で、艦はフリゲート「アドミラル・フロータ・カサトノフ」の航行試験を保障した。

北方艦隊主要基地で艦の乗組員は戦闘及び運用の計画訓練任務を遂行する。
フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」の船員は、艦の上陸スケジュールに沿って、新年及びクリスマスの祭日を家族の輪で迎える。

フリゲート「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」は、2019年度の戦闘訓練において最良の艦と認められた。
その乗組員は、ムルマンスク州知事から優勝杯を授与された。

[参照]
フリゲート「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」
は、北方艦隊で最も現代的な戦闘艦である。
それはサンクトペテルブルク造船工場『北方造船所』で建造され、2018年7月に艦隊へ加わった。
数回の演習及び世界一周任務を成功裏に遂行した。
クロンシュタット主要海軍パレードの隊列へ参加した。

プロジェクト22350フリゲートは、水上、空中、水中の敵への効果的な対処、更には1500キロメートル以上離れた地上及び沿岸の施設へ打撃を与える事が可能な多機能戦闘艦である。



1等多目的フリゲート・プロジェクト22350の1番艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」(ソ連邦海軍元帥ゴルシコフ)は、サンクトペテルブルク市『北方造船所』で2006年2月1日に起工され、2010年10月29日に進水し、2018年7月28日にロシア海軍へ就役しました。
[プロジェクト22350フリゲート1番艦アドミラル・ゴルシコフはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]

2018年9月8日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]

2019年2月末から7月下旬に掛けて世界一周航海を行ないました。
[フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"遠距離航海(2019年2月-7月)]

2019年8月中旬にセヴェロモルスクへ帰投した後、2019年10月中旬のロシア連邦軍戦略演習『グロム-2019』へ参加し、有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。
[戦略演習『グロム-2019』においてロシア海軍の原潜と水上艦は弾道ミサイルと巡航ミサイルを発射した]



「アドミラル・ゴルシコフ」白海「ミサイル兵器」の試験を行なう事になり、2019年11月23日にセヴェロドヴィンスクへ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は白海でミサイルの試射を行なう]
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は新型ミサイルの試験を行なう為にセヴェロドヴィンスクへ到着した]

今回の北方艦隊広報部発表によると、「アドミラル・ゴルシコフ」白海「ミサイル兵器」(極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」?)の「試験準備の第1段階」を行なった後、12月26日にセヴェロモルスクへ帰投しました。

帰投する前にバレンツ海で同型艦「アドミラル・フロータ・カサトノフ」の洋上試験に協力したようです。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は悪天候下のバレンツ海で洋上試験を行なっている]

「アドミラル・ゴルシコフ」は、セヴェロモルスクで新年休暇を迎える事になります。
おそらくは、休暇が終わった後に「ミサイル兵器」の試験が再開されるでしょう。
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