最新鋭小型ロケット艦イングシェチアはロシア海軍へ就役し、黒海艦隊へ編入された
2019年12月28日、プロジェクト21631「ブヤン-M」小型ロケット艦の8番艦「イングシェチア」はロシア連邦海軍へ就役しました。
『タス通信』より
【黒海艦隊へ新たな「カリブル」装備艦が受け入れられた】
セヴァストーポリ、12月28日/タス通信
小型ロケット艦の8番艦「イングシェチア」は、土曜日に黒海艦隊へ受け入れられた。
『タス通信』特派員は伝えた。
艦において、聖アンドレイ旗が厳かに掲揚された。
式典は、黒海艦隊司令官イーゴリ・オシポフの主催下で開催され、それには更にロシア連邦国防次官ユヌス=ベク・イェフクロフ、セヴァストーポリ及びイングーシ共和国、そして更に製造工場の代表が出席した。
式典でイーゴリ・オシポフが指摘したように、近い内にアレクサンドル・イェルモレンコ3等海佐が率いる艦の乗組員には、錬成任務への取り組みと常設即応部隊への加入が待ち受けている。
「大祖国戦争勝利75周年を祝う年に、意図された任務の遂行の準備は完全に整う事が保証されます。
小型ロケット艦イングシェチア乗組員は、与えられた任務へ高いクオリティで対処し、我が国の安全保障に貢献するであろう事を確信しております」
司令官は指摘した。
イェフクロフは、このクラスの艦は、その有効性を示し、目下の課題は「ミサイル"カリブル"及び"ツィルコン"を装備する戦闘艦の隻数の増大」であると付け加えた。
「『小型』(艦)と呼ばれているにも関わらず、重要な兵装を有しており、その同型艦は、シリア・アラブ共和国での使用を含め、戦闘動作性が確認されました」
イェフクロフは話した。
[「イングシェチア」について]
2019年には合計で6隻の艦艇が黒海艦隊へ受け入れられ、2020年には、更なる16隻の艦船が艦隊へ受け入れられる予定である。
その結果、艦隊における現代的な戦闘艦及び支援船の割合は70パーセントに達する。
小型ロケット艦「イングシェチア」は黒海艦隊の為に建造され、近代化されたプロジェクト21631「ブヤン-M」シリーズの8隻目となる。
それは6月に進水し、現在、試験を成功裏に実行している。
同プロジェクトの艦は、海上及び沿岸目標の攻撃の為に意図されている高精度汎用ミサイル複合体「カリブル-NK」含む最新の風貌の砲、ミサイル、対水中工作、高射、電波工学兵装で武装している。
プロジェクト「ブヤン-M」の用途は、国家経済ゾーンの保護及び防護である。
プロジェクト21631「ブヤン-M」小型ロケット艦の8番艦「イングシェチア」は、ゼレノドリスクの『ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』で2014年8月29日に起工されました。

それから約5年経った2019年6月11日に進水しました。
[ロシア海軍の為のブヤン-M小型ロケット艦8番艦イングシェチアは進水した]
2019年8月中旬、ロシア内陸水路経由でゼレノドリスクから黒海沿岸へ回航されました。
[ロシア海軍の為のブヤン-M小型ロケット艦8番艦イングシェチアは黒海へ回航された]


9月30日、「イングシェチア」はノヴォロシースク海軍基地から出航し、黒海で洋上試験を開始しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為のブヤン-M小型ロケット艦8番艦イングシェチアは黒海で洋上試験を開始した]
10月25日にはセヴァストーポリへ到着しました。

その後、同港を出港し、10月28日には黒海艦隊の多用途複座戦闘機Su-30SMを「敵役」に見立てた対空戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍の最新鋭小型ロケット艦イングシェチアは黒海艦隊の戦闘機Su-30SMと対空戦闘訓練を実施した]
11月12日には有翼ミサイル「カリブル」及び100mm砲の発射試験を行ないました。
[ロシア海軍の最新鋭小型ロケット艦イングシェチアは黒海で巡航ミサイル及び砲の発射試験を行なった]
12月3日にも砲撃試験を行ないました。
[ロシア海軍の最新鋭小型ロケット艦イングシェチアは黒海で砲撃試験を行なった]
「イングシェチア」の洋上試験は12月23日までに完了しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の最新鋭小型ロケット艦イングシェチアは黒海での洋上試験を完了した]
「イングシェチア」は、2019年12月28日に聖アンドレイ旗初掲揚式典を開催して正式にロシア海軍へ就役し、黒海艦隊へ編入されました。
黒海艦隊には、既に2隻の「ブヤン-M」小型ロケット艦が配備されています。
「ヴイシニー・ヴォロチョーク」(2018年6月1日就役)

[プロジェクト21631小型ロケット艦の6番艦ヴイシニー・ヴォロチョークはロシア海軍へ就役し、黒海艦隊へ編入された]
「オレホヴォ・ズエヴォ」(2018年12月10日就役)

[プロジェクト21631小型ロケット艦の7番艦オレホヴォ・ズエヴォはロシア海軍へ就役し、黒海艦隊へ編入された]
『タス通信』より
【黒海艦隊へ新たな「カリブル」装備艦が受け入れられた】
セヴァストーポリ、12月28日/タス通信
小型ロケット艦の8番艦「イングシェチア」は、土曜日に黒海艦隊へ受け入れられた。
『タス通信』特派員は伝えた。
艦において、聖アンドレイ旗が厳かに掲揚された。
式典は、黒海艦隊司令官イーゴリ・オシポフの主催下で開催され、それには更にロシア連邦国防次官ユヌス=ベク・イェフクロフ、セヴァストーポリ及びイングーシ共和国、そして更に製造工場の代表が出席した。
式典でイーゴリ・オシポフが指摘したように、近い内にアレクサンドル・イェルモレンコ3等海佐が率いる艦の乗組員には、錬成任務への取り組みと常設即応部隊への加入が待ち受けている。
「大祖国戦争勝利75周年を祝う年に、意図された任務の遂行の準備は完全に整う事が保証されます。
小型ロケット艦イングシェチア乗組員は、与えられた任務へ高いクオリティで対処し、我が国の安全保障に貢献するであろう事を確信しております」
司令官は指摘した。
イェフクロフは、このクラスの艦は、その有効性を示し、目下の課題は「ミサイル"カリブル"及び"ツィルコン"を装備する戦闘艦の隻数の増大」であると付け加えた。
「『小型』(艦)と呼ばれているにも関わらず、重要な兵装を有しており、その同型艦は、シリア・アラブ共和国での使用を含め、戦闘動作性が確認されました」
イェフクロフは話した。
[「イングシェチア」について]
2019年には合計で6隻の艦艇が黒海艦隊へ受け入れられ、2020年には、更なる16隻の艦船が艦隊へ受け入れられる予定である。
その結果、艦隊における現代的な戦闘艦及び支援船の割合は70パーセントに達する。
小型ロケット艦「イングシェチア」は黒海艦隊の為に建造され、近代化されたプロジェクト21631「ブヤン-M」シリーズの8隻目となる。
それは6月に進水し、現在、試験を成功裏に実行している。
同プロジェクトの艦は、海上及び沿岸目標の攻撃の為に意図されている高精度汎用ミサイル複合体「カリブル-NK」含む最新の風貌の砲、ミサイル、対水中工作、高射、電波工学兵装で武装している。
プロジェクト「ブヤン-M」の用途は、国家経済ゾーンの保護及び防護である。
プロジェクト21631「ブヤン-M」小型ロケット艦の8番艦「イングシェチア」は、ゼレノドリスクの『ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』で2014年8月29日に起工されました。

それから約5年経った2019年6月11日に進水しました。
[ロシア海軍の為のブヤン-M小型ロケット艦8番艦イングシェチアは進水した]
2019年8月中旬、ロシア内陸水路経由でゼレノドリスクから黒海沿岸へ回航されました。
[ロシア海軍の為のブヤン-M小型ロケット艦8番艦イングシェチアは黒海へ回航された]


9月30日、「イングシェチア」はノヴォロシースク海軍基地から出航し、黒海で洋上試験を開始しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為のブヤン-M小型ロケット艦8番艦イングシェチアは黒海で洋上試験を開始した]
10月25日にはセヴァストーポリへ到着しました。

その後、同港を出港し、10月28日には黒海艦隊の多用途複座戦闘機Su-30SMを「敵役」に見立てた対空戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍の最新鋭小型ロケット艦イングシェチアは黒海艦隊の戦闘機Su-30SMと対空戦闘訓練を実施した]
11月12日には有翼ミサイル「カリブル」及び100mm砲の発射試験を行ないました。
[ロシア海軍の最新鋭小型ロケット艦イングシェチアは黒海で巡航ミサイル及び砲の発射試験を行なった]
12月3日にも砲撃試験を行ないました。
[ロシア海軍の最新鋭小型ロケット艦イングシェチアは黒海で砲撃試験を行なった]
「イングシェチア」の洋上試験は12月23日までに完了しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の最新鋭小型ロケット艦イングシェチアは黒海での洋上試験を完了した]
「イングシェチア」は、2019年12月28日に聖アンドレイ旗初掲揚式典を開催して正式にロシア海軍へ就役し、黒海艦隊へ編入されました。
黒海艦隊には、既に2隻の「ブヤン-M」小型ロケット艦が配備されています。
「ヴイシニー・ヴォロチョーク」(2018年6月1日就役)

[プロジェクト21631小型ロケット艦の6番艦ヴイシニー・ヴォロチョークはロシア海軍へ就役し、黒海艦隊へ編入された]
「オレホヴォ・ズエヴォ」(2018年12月10日就役)

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